Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

下鴨神社の「光琳の梅」、3月11日の日、「維新の会」宣伝番組

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 お昼から川沿いを下り、北大路橋を越え出雲路橋まで歩いた。そこから東に向かって下鴨神社まで行った。尾形光琳が描いた「紅白梅図屏風」のモデルとされる「光琳の梅」が満開だった。下鴨で暮らしていた頃は、毎朝の散歩コースだったので懐かしい。「光琳の梅」も何度も見ていたのに、なんだか初めて見るような気分だった。出町柳まで行き、よく行っていた喫茶店「MAKI」に立ち寄った。いつものように満席に近かった。数年ぶりだったが、何ひとつ変わっていないので、ほっとした。早く普通の日常が戻りますようにと祈った。バスに乗って北大路まで帰り、そこからバスに乗り換えて自宅前まで帰る。歩数は10,260歩。よく歩いた。

 3月11日。11年前の2011年3月11日に東日本大震災が起こった。2万2200人もの人が亡くなったり、行方不明となった。ちょうど会議中でノートパソコンで刻々報道される被災の状況を息を呑むような気持ちで見ていた。津波の残酷さ、一瞬にして多くの命を飲み込んだ光景は信じられなかった。もう11年も経つが、福島はまだ復興していない。過去の出来事ではなく、今もまだ続いている。

 ようやく毎日放送の「元旦特番」で橋下徹松井一郎、吉村洋文の出演させたことについて、「(制作の)過程で異論はあったと聞いている。出演依頼から制作の経緯、内容についてのチェック状況、どうしてこうなったのかを調査したい。現時点で、問題はあったと認識している」と発表した。政治的に維新の会を宣伝するような、偏向番組であったことを認めた。多くの視聴者からの疑問や反発から、この番組作りに政治的「偏向」があったことを認めざるを得なくなった。政治家と吉本興業の「やらせ」や癒着、政党の宣伝などがあってはならない。メディアを監視する目が大切。

 ユニクロがロシアでの事業を一時停止すると発表した。プーチン大統領はロシアから事業撤退する外資系企業の資産を差し押さえ、ロシアのものにすると言っている。こんなめちゃな対策はないだろう。泥棒だ。欧米からの経済制裁に対抗するものなのか。