Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

朝の散歩、大原の朝市、娘家族とランチ、おはぎ作り、情報発信とは

5日(土)月命日でお坊さんがお経をあげにきてくださった。夫が上賀茂に住むようになってからは、年に四回、春のお彼岸、夏のお盆月、秋のお彼岸、12月の年末の命日にお参りに来ていただくことにした。それまでは30年近く、月命日に毎月来ていただいていた。仏説阿弥陀経を唱和する。考え事をしていると、お坊さんがどこを読んでおられるのか、わからなくなることが度々。漢字ばかりのお経はなかなか馴染めないが、お経を暗唱できる人はすごいなあといつも思う。

 しばらくして、朝の散歩に出た。北大路まで河原を下っていった。久しぶりにお蕎麦屋さんでランチをいただいた。ここずっとお蕎麦を食べたいと思っていた。おいしいお出汁のお蕎麦はなかなか自分では作れない。そして帰路も歩いて帰った。キンクロハジロが琵琶湖の方から飛んできていた。水仙も咲き始めた。2時間半ほど外に出ていた。歩いた歩数は9532歩。気持ちのいい散歩だった。

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6日(日)大原の朝市へ。6時半に友人の車があるところに行き、しばらく友人を待った。10分たっても降りてこないので、電話をするが出ない。いよいよ不安になり、マンションの部屋番号を押してみた。応答があった。ほっとした。一度5時半に起きたが、また寝たので、寝過ごしたという。彼女は一人暮らしなので、色々と要らぬ心配をした。いつものように新鮮な野菜を購入。今年最後の柔らかい白菜と新鮮な大根とほうれん草。なんだか栄養たっぷりそう。

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 娘家族が来るというので、朝からランチ用にあれこれ料理をする。今日はおはぎを作ろうと思っていたので、昨日から小豆を炊き、あんこを作った。NHKの朝ドラではないが、「美味しゅうなれ」と呪文を唱えながら。それほど甘すぎないあんこができた。餅米と普通の白米を3:1の割合で炊いたお米を丸めて、あんこをまぶすおはぎと、中にあんこを入れてきなこをまぶした。大昔に奈良県天川村に、立命館の先生と学生たちと一緒に昔話の採取に出かけたときに、「なかめしぐるりあん」の話を聞いた。修験僧が行き交う途中にある天川村でおはぎを作って振る舞ったとも村のおばあさんから聞いた。なんともユーモラスな言葉のマジックに思わすうれしくなったことをいつまでも覚えている。

 お昼は、ワンプレートにサラダ、お肉焼き、卵焼き、レンコンとゴボウと人参の筑前煮。胡瓜の酢の物などを盛り合わせた。目先が変わると美味しさが増す。いつものように買い物を手伝ってもらった。いつもの園芸店に行き、欲しかったジュリアンの小さなポットを一つとレタスの苗を三つ買う。朝食のパンに一枚レタスを挟むとおいしいと娘の勧めがあった。トイレットペーパや牛乳、卵、調味料などなど。

 ロシアとウクライナでは情報戦争も始まった。ロシアでは虚偽の情報を発した者を罰する法律を作った。「プーチン大統領が署名した改正刑法などでは、露軍の活動について当局の説明に反する「明らかな虚偽情報」を広めた場合、最大で禁錮3年、罰金150万ルーブル(約140万円)の刑が科せられ、「重大な結果」をもたらした場合などには禁錮は最大15年、罰金も最大500万ルーブルまで引き上げられる。露軍の信用を傷つけるような活動にも最大で禁錮5年を科す罰則が設けられた。」(毎日新聞

 ウクライナではSNSなどを通じて、世界中に情報を発進するという全く正反対の情報合戦が始まった。ロシアは多くのメディアに対して「戦時検閲」と統制を行い、弾圧をかけている。人は情報によって左右されるという、もっともシンプルに情報がいかに重要かを物語っている。正確な情報を発信することがいかに大切かを教えられる。