Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

フランス語学習、ウクライナ問題

 今日も一日中、自宅に籠もっていた。京都府でコロナ感染者は11094人。26日は1813名、27日は1749人。28日は月曜日なので、検査数が少ないとはいえ、この数日間では減少しているかに見える。だが減少気味とはいえ、依然として感染者数は多い。大阪府は4631人で累計64万7183人。もう慣れっこになってきたのが、恐ろしい。またウクライナへのロシアの侵略について連日の報道の陰で、コロナ感染症は少し人びとの気持ちから離れ始めている。

 NHKラジオ講座フランス語の勉強をした。一歩一歩進むしかない地道な作業だ。フランスのニュースも聞くようになったが、なかなか難しい。「ルモンド」を読みながら、日本の報道と合わせて、EUやフランスの立場からウクライナの情勢を知る機会になっている。特にフランスは今年の1月から6月末まで、EU理事会議長国になった。ロシアがウクライナ侵攻を始める前には、フランスのマクロン大統領は何度もプーチン大統領と会談している。ウクライナ情勢の緊張緩和の話し合いがあったが、こうした提案もロシアは無視した。

 ロシアに対してはルーブル経済に打撃を与える経済制裁が少し効き始めている。2月25日には1ドル=83ルーブルだったのが、28日には1ドル=105ルーブルに下落。こうした世界の動きに対して、プーチン大統領は「核兵器」の使用をほのめかしている。「国防大臣と参謀大臣に対して、核抑止部隊に特別警戒体制を取るよう命じた」と。ウクライナとの国境に近いベラルーシの町で、ロシアとウクライナが停戦に向けての交渉を始めた。だが、ロシア側はウクライナに対して、①非武装化、②NATOに加盟しないこと、③政権交代を要求しているが、これらは全て、ウクライナに対する干渉であり、交渉の条件にはならない。ロシアの大国主義の傲慢さが露わになった。

 一方、ロシア国内ではプーチン政権によるウクライナ侵攻に抗議する「戦争反対」活動が広がっている。インターネット上でも反戦を求める署名活動では、約100万人が賛同しているという。イタリア、スペイン、カナダ等でも大規模な反戦デモが起きている。どうすればロシアの暴挙を止めることができるのだろうか。