Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

お誕生日、ケープタウンの友人のこと

24日(月)一日中、本棚の整理を続けた。かなりすっきりした。アフリカ文学会にほぼ毎年出席していたので、その時の会員総会の議事録、学会発表、記念写真などのニュースレターが何冊もある。読み直す機会は絶対ないと思うので処分することに。それだけでも本棚一段はすっきりした。

 私の誕生日だったので、Facebook友だちが世界中からメッセージを送ってくれた。一年一年歳をとるのは当たり前だが、高齢者ともなると、一年無事に過ごせたという実感を味わいながら、友人たちの気持ちの中に「私がいる」ことがうれしい。ケープタウンの友人がオミクロン株にかかったと知らせてきた。風邪とそうかわらず、少し咳がでた程度だったと。友人の誕生日パーティに招待されたので、ウィルス検査を受けることにしたら、陽性結果がでた。ほとんど普段と変わりなく、1週間は自宅に閉じこもっていたと。彼女は一人暮らしだが、自宅時間も大好きで、読書や料理、ガーデニング、縫い物が大好きで、一人時間を楽しめる人。私はケープタウンに短期滞在するときは、いつも居候させてもらっている。彼女から人生の楽しみ方を教えてもらった。世界中がコロナ禍から抜け出たら、二人で南アフリカ中をドライブ旅行しようと約束した。

 郵便為替での振り込みをしないといけないので、地域の郵便局に出かけた。歩いて7〜8分ほどのところにある。外気に触れるのは今日は初めてだったので、新鮮な気分になった。外に出るだけで、こんなにも心が晴れるのかと思った。

 京都ではコロナ感染者数が1000人を超えている。そのうち京都市内は385人だが、そのうち306人は感染経路が不明という。誰もがどこでどう感染したのかわからない状況になっていることが恐ろしい。メディアの報道によれば、PCR検査キットが品不足になっているという。若い人たちは検査をしなくてもいいとまで言い出している。こんなことでは、感染症を終わらせることはできない。何のために保健所や医療機関を一本化して、コロナ感染症と闘ってきたのかわからない。ヨーロッパやアメリカでは毎日何万人、何十万人の感染者を出し、対応している。検査が最も基本で、日本は世界と比べると検査数は比べものにならないほど、低い。それでもって、検査キットが品薄になっているというのは、考えられない。こうしたところに政府が資金をだすべきではないのか。

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 12月末にバラの剪定をした。その時に出た枝を実験的に挿木にしてみた。するとどの枝からも芽がでて、いまは小さな葉っぱがでてきた。バラの生命力の強さに驚いている。部屋の中で、窓側に近いところに置いているのもよかったのかもしれない。剪定したバラはこの寒さのなか、冬眠中で枝のなかにしっかりとエネルギーを貯めているようだ。ベランダに置いた鉢植えのバラはまだ芽もださずにじっとしているようにみえる。

 バラは手入れをすればするだけ、それに応えてくれる。バラの花は期待以上の喜びを与えてくれる。どんなふうに育つのかはもっと楽しみ。