Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

病院、アフリカ文学研究会の仕事、コロナ、

 土曜日から月曜日まで3連休だということを知らなかった。よく考えれば10日が「成人の日」の国民の休日。1999年までは成人の日は1月15日に決まっていたが、ハッピーマンデイ制度をとりいれ、10日前後の月曜日が成人の日となっているそうだ。昨年は上の孫の成人式に着物を着て出席するというので、振袖を着せに大津まで出かけた。なんとか着せることができた。その前の年はコロナ禍のなか中止になり、大混乱が起こった。今年もコロナが急増しているので、どうなるのかわからないが、休日だけはやってくる。毎日が休日のような生活をしているので、国民の休日はなんの予定も、特別な意味もないが。

 月曜日には薬がきれるので、いつもの病院に行く予定だった。休日だと知って、予定をくりあげて土曜日の朝に病院に行くことにした。いつものように早く出かけたが、すでに2人がきていた。この数ヶ月はいい数値だったが、12月の数値は少し上がっていたので、また心を引き締めなければと反省。運動量が足らないので意識的に身体を動かさなければならないと思った。

 午後からはアフリカ文学研究会の仕事を少しすすめた。一気にとりかかれば、すぐにすむのに、後回しにしてしまっていた。この40年以上も、いろんな人がさまざまな問題に取り組み、それぞれの意見を述べてきた。執筆者の中にはもう記憶にない人たちもいる。歴史に残る貴重なものを粗末にしてはいけないと思った。その時々の記録は貴重だ。だから、歴史資料はそのまま保存し、次の世代の人たちが評価すればいい。

 コロナが猛威を奮って全国に拡大している。全国で8460人が感染している。東京では1224人、沖縄では1759人、大阪が891人、京路h169人。今年になってまだ一週間しかたっていないのに、この増加のしかたはこれまでにない異常な増え方だ。政府は、"With Corona"を臆面もなく、何の対策も立てずに口にする。沖縄の感染源は米軍基地であることは誰の目に明らかだが、日本政府は「反米感情」が生まれないように慎重な姿勢が必要だとわけのわからないことを考えているようだ。コロナは人種も、国籍も、男女別も、子供も大人も年寄りも区別しない。誰にでも感染する。だから国が世界と協力してコロナを封じ込めない限り、いつまでも続く。ワクチン摂取、医療提供の格差を無くさない限り、いつまでも続くだろう。

 昨夜遅くに友人から電話があった。「毎日どうしてるの」と聞かれて、はっとした。特に何もしていない。お習字教室やバラのお手入れの教室や、筋トレジム、フランス語の授業で時々、数人とお出会いすることがあるが、あまりおしゃべりもしない。そうしたことが日常になり、生活の大半は自宅に籠り、ときどき買い物と散歩に出るくらい。机の前にずっと座っているか、ベランダに出てお花や木々を眺めているだけだ。ときどきネットを覗き込んで、ニュースやツイッターFacebookを読んで、なんとなく人とつながっている感じがするが、誰ともつながっていない。自分の世界だけで生きているという感じ。私の知人のなかには、ワクチンも打たず、積極的に人との交流を楽しんでいる。あちこちに足を運んでいる。旅もしている。私は基礎疾患があるので、コロナに感染したら、自分の生命に影響がでる。家族にうつすかもしれない。すごく臆病になって、ジレンマに襲われる。あ〜〜あ〜〜。 

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9日(日)大原の朝市にでかけた。今年度初めての朝市で、人出は少なかった。いつもいただいているお店はでていなかったので、朝のコーヒはなし。お花は菊を3本購入。花の名前を教えていただいたが、メモしていなかったので、わからない。ネットで調べてみるが、ない。ピンク色の菊は大輪で、フリルがついたような花弁が周りにいっぱいあり、中央は小さな花弁。初めて見る菊。後ろの白い菊はいつもの菊だが、とても清楚でいい。ずいぶん前に購入したバラの実をつけた枝に入れてみた。バラの枝振りがいい。

 1月8日の朝日新聞によれば、南アフリカでのオミクロン株コロナ感染者を分析した結果がでた、入院患者の死亡した割合と比較すると、21.3%に比べて、4.5%に激減したと。軽症で死亡者数も激減。それなら嬉しい。