Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

7月22日 感染拡大がとまらない、サッカーの試合

 オリンピックをゴリ押しに進めているが、東京ではコロナ感染者数が1979人。信じられないほどの感染拡大が続いている。その中で昨日と今日女子野球があった。上野由岐子さんのピッチングはすごかった。今日上野さんは39歳になった。すごい精神力と身体能力に驚く。

 菅首相アメリカのメディアのインタビューに応えて、「「やめることは、いちばん簡単なこと、楽なことだ」と述べ、「挑戦するのが政府の役割だ」と言ったという。菅首相は一体何に対して「挑戦」しているのだろうか。東京では連日1000名以上の感染者を出し、今日は2000人に近い。数日後には3000人にもなるだろうといわれている。こうした状況のなかで、誰に対して、何に挑戦するというのだろうか。首相がすべきことは、国民の健康と命を守り、「安全安心」な社会を作ることではないのか。ワクチンの効果を主張するが、国民の2割程度しかワクチン接種はできていない。ワクチンが十分ではなく、接種の先行きも不安定だ。

 そして、京都でも感染者が増え始めた。修学旅行生が京都にやってきているという。昨年はいっさい修学旅行がとりやめになったために今年はなんとしても実施するという方針らしい。五輪が開催されるのだから修学旅行も個人の旅行も禁止ではない。人流がコロナウィルスを運んでいることは科学的データーで明らかであるが、日本の感染予防政策としては人流をとめることをしていない。飲食業者と酒類の販売にだけ「禁止令」をだしているだけだ。

 菅首相は、「五輪が始まれば国民は興奮し、盛り上がる」。そして国民は「五輪中止」など、忘れてしまう、とみている。安倍前首相の「マスク配布」の時と同じ。国民を舐めているのではないか。そして、菅は官房長官として、森加計問題、桜を見る会、河井杏里問題など、すべてを国民に忘れさせるよう、「知らぬ存ぜぬ」を言い続けてきた。ああ、いやな社会になった。

 昨日は女子サッカーがあり、日本とオーストラリアが闘い、1対1の引き分け。日本側にはそれほどのキレがなかった。今日の男子サッカーは、日本と南アフリカとの対戦だった。後半のかなり遅い時間帯で久保選手がゴールを決めた。おみごとだった。最終的には1対0で日本が勝った。観ていて疲れる試合だった。

 南アフリカのサッカー選手チームにコロナ感染者が3人もでた。サッカーチームの選手全員は濃厚接触者ということで、試合の6時間前にPCR検査で今日出場する選手がすべて陰性だったので、試合ができた。今後選手の中から感染者がでて場合には、大きな問題となる。爆弾を抱えた試合だったこともあり、緊張感があった。それにしてもレフリーはどうも南アフリカを贔屓にしているような場面が何度かかった。南アフリカでは目下ロックダウン下にあり、感染が急速に拡大している。サッカー選手だけが特別ではない。そうした国からどんどん日本に入国している。どう感染拡大を防げるのか。今後が心配。

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左から、フロージン’82、八重のむくげ、ニオイマンバツリ、リーベスツァーバ

暑いのに、健気に咲いているのは愛おしい。