Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

7月19日 ここ3日間、フランス国歌を歌う

 17日(土)東京の感染者数は1410名。18日(日)は1008名。この5日間連続して1000人を超えている。オリンピック参加者の中からも感染者が出ているという。19日は727名。ようやく1000人を切ったが、前週と比べると225人多いそうだ。オリンピック関係のところでも陽性者がでているという。今週はまだ増える傾向にある。その中とうとうオリンピックが開催される。テレビでもなんとかオリンピックをもりあげようとする番組が組まれているが、むしろ何万人も海外から選手や関係者、メディア関連の人たちがどっと押しかけてくる。南アフリカのサッカーグループから陽性者がでたという。南アフリカではコロナ感染が猛威を奮っていて、いまはロックダウン中なので、陽性者がいてもおかしくない。このように世界中からコロナウィルスが持ち込まれてくる。ホテルや宿泊所を出て、東京の町の中を歩いている人たちもいるという。海外からの参加者をひとところに留め置くことなどできない。あまりにも日本側の対応はなっていない。そんな中、バッハ氏たちIOCを歓迎するパーティが赤坂の迎賓館で開催された。東京が「緊急事態宣言」下にあるなか、日本側はよくも開催した。本当に矛盾だらけ。

 昨日は白鵬が全勝優勝を果たした。毎日7時のNHKのニュースで白鵬の取り組みが映し出されるので、否が応でもみていた。とにかく相手を平手打ちして、面食らわせておいたすきに相手に攻めよる闘いをいいとは思っていなかった。私は相撲ファンではないので、ほとんど見ないが、夫から毎日夕食時に相撲の結果と、どんな闘いだったかを告げられるので、NHKの夜のニュースで見ることになる。素人の私でも、相撲を知らない私でも、土曜日の取り組みも変だったし、千秋楽日も変だった。おそらく同郷の照ノ富士白鵬に負けてあげるようプレッシャーがあったのかもしれない。。。どの世界もいやな不透明な、ひどい雰囲気が漂う。

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 この三日間に、土曜日には娘と下の孫と三人で久しぶりに京都烏丸四条から河原町四条を歩いた。すごく人が出ていたので少し驚いた。京都は祇園祭りの期間中だったが、私はすっかり忘れていた。大丸の前に長刀鉾が建てられているが、17日の山鉾巡航はなかったので、私たちが烏丸四条に出た時には、ちょうど長刀鉾の後片付けをしていた。昨年はコロナ禍の中で祇園祭りは中止になったので、山鉾は建てられることがなかった。今年は山鉾だけを建てた。そうでなければ、山鉾の建て方など伝統芸を後世に伝えることができなくなるということで建てたそうだ。釘を一本も使わないで、木と綱だけで建てられ、胴懸や前懸、裾幕などがつけられる。祇園祭のクライマックスは、くじ引きで鉾の巡行が決まるが、長刀鉾はくじをひくことはなく、毎年山鉾巡航の先頭をきる重要な鉾。

 18日(日)はいつものように大原の朝市に友人の車で一緒にでかけた。いつもより早く眼がさめたので、6時出発。すでに多くの人がきていた。ツルムラサキ、人参、トマト、きたあかり、オニユリを購入。オニユリはお花やさんが自宅の畑にいっぱいさいているものを持ってきていた。4本で100円だったので、あまりきれいではないけど購入。午前中は冷蔵庫に残っている野菜や大原で購入した野菜を使って、作り置きの副菜を作った。キャベツとツナの和物、ツルムラサキとベーコンの炒め煮、大根と薄揚げの煮しめ。茄子の出汁醤油つけおき。甘酢レンコン。万願寺とジャコのお浸し。作っておくと便利。 

f:id:mwenge:20210719205344j:plain19日(月)娘にパンツスカートを作った残り布で帽子を作った。先週のフランス語の授業のあと、ユザワヤでリバティの布を購入した。とてもきれいな布なので、どんな切れ端もほかせない。それがこの写真。

もの作りは楽しい。フランスの国歌を歌った。7月14日Le Quatroze Juilletは フランスの革命記念日。パリ祭は日本語で、フランスでは革命記念日シャンゼリゼ大通からコンコード広場まで大行進が行われる。You Tubeでその様子をみた。何度も歩いたことがあるので、この次はいついけるのだろうかと思う。フランス国歌が否応なく耳にはいってくる。初めて気持ちを込めてフランスの国歌の意味を理解した。なんとも恐ろしい歌詞で、おどろいた。「武器をとれ、市民よ。... 敵の不浄な血で耕地を染めよ!」Marchons, marchons 進め、進めと歌い上げるところは耳から離れない。ベルリオーズが編曲していまの形になったとか。

Allons enfants de la Patrie,
Le jour de gloire est arrivé!
Contre nous, de la tyrannie,
L'étendard sanglant est levé!
L'étendard sanglant est levé!
Entendez-vous, dans les campagnes,
Mugir ces féroces soldats?
Ils viennent jusque dans nos bras
Egorger nos fils et nos compagnes!

Aux armes, citoyens !
Formez vos bataillons !
Marchons ! marchons !
Qu'un sang impur

Abreuve nos sillons !