Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

5月4日 お買い物と「お札にウィルス」?

 久しぶりにお買い物に出た。じゃがいも、人参、キャベツ、玉子、ネギ、牛乳などを買いに西賀茂の生協にでかけた。河原を歩いて生協まで15分。この連休の間、河原でキャンプ用のテントをはって、家族連れでのんびりと過ごしている人たちが多くいる。今日は特にお天気がいいので、誰しも外の空気に触れたいと思う。

 メディアは「我慢のゴールデンウィーク」として、まるで外出している人が悪いかのように扱っているが、人流がコロナ感染拡大をもたらしているというのなら、どこで感染し、どんなふうに拡大しているのか科学的根拠やデータを示してほしい。結構通勤・通学の交通機関や職場での感染も多いのではないかと思うが、それを言い出すと「ロックダウン」が必要になってくる。そうすれば、完全に経済がストップするので、政府は補償金や協力金を出さなければならず、そうした措置をとりたくないだろう。

 西村経済再生担当大臣、新型コロナウィルス感染症対策担当大臣は、「お札のウィルスは一週間生きている」と言い出した。すでに昨年にオーストラリアの研究で、お札にもウィルスが何日も生き続けたという結果があるが、お札からも感染する可能性があるだろうが、どれくらい現実的なのかを示さず、不用意にこうしたことを語るのは大問題だ。

 西村大臣は、お札よりはクレディット・カードを使ってほしいと続けて言ったようだが、なぜこんなことを言ったのか疑問だ。本当にお札から感染拡大しているとすれば、お札は使うなと言っているようなものだ。社会が完全にパニック状態に陥ってしまうことを想像しなかったのだろうか。クレディットカードを持っていない人もたくさんいる。持っていても日常の買い物では使わない人もいる。使えない所もたくさんある。日本はカード社会ではないし、デジタル社会に懐疑的だ。

 オリンピック開催中の医療体制作りに、看護婦500名の派遣要請を組織委員会が言い出した。それも無償だという。いま、医療現場は人手不足で大変だという状況だというのに、政府は何を考えているのだろうか。わけがわからない。ワクチン接種も医療関係者の不足でスムーズに進んでいないのが現状。

 今晩はあさりの酒蒸しと、ナスの麻婆豆腐を作る予定。

長年集めていた亀さんを机の前に出して並べてみた。ささやかな気分転換。

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