Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

4月30日 もう4月が終わったが、バラが咲き始めた

 もう4月が終わった。一年の3分の1が過ぎた。時間はあっという間に過ぎていくが、社会はちょうど一年前とほとんど変わりがない。何の希望もなく、何の目標もなく、毎日が過ぎていく雰囲気。大阪でのコロナの感染拡大がとまらない。吉村知事は医療崩壊を目の前にして、命の選別をする通達を各自治体に出したようだが、多くの批判を受け引っ込めたようだ。だが、実際には重症者の命の選別が必要だという。一年ほど前から、トリアージュをしなければならないと匂わせてきた。社会的弱者を社会が切り捨てていいという作戦なのだろうが、情けなくなる。実際には病院に入院できずに、自宅待機者が1万人を超えるという。このことが大問題で、感染症は社会から隔離して感染を封じ込めなければならないというのが、大原則だ。にもかかわらず、病床が足らないと、居直って、隔離施設にも入れない。隔離施設はを作ろうと思えば、つくれるはずだ。災害による緊急事態下では間に合わせの住宅を即座に作れている。なぜ、他国と同様に簡易施設、簡易病床を作らないのか。その説明がほしい。

 小雨が降り続き、遠くの山はうっすらとしている。あまり多くの人が散歩もしていない。今日は夫だけがバスで買い物に出かけたので、卵と牛乳と果物を買ってきてもらった。北大路ショッピングセンターには多くの人が日常の買い物に来ていたという。この連休はどうなることか。友人から滋賀県長浜市にある総持寺に牡丹の花をみに行こうと誘われていた。いつもの三人組だが、私はとても行く気になれなかったので、お断りをした。「頑固」だと思われているようだが、ニュースによれば、滋賀県も感染者が増え、近畿圏から遊びにこないように、公共の駐車場を封鎖したという。おそらく、車に乗っての移動は感染しないだろうし、ドライブで景色を見る程度でも感染しないだろう。

 京都府立植物園ですらこの「緊急事態宣言」中は閉鎖した。公共の施設の閉鎖が続いている。誰もどこで、誰が感染するかは予想はできない。科学的データーを発表しないで、不安感だけを煽っているからだ。そしてこんな時期に、植物園周辺エリアの開発計画が浮上している。植物園を縮小したり、広場に野外コンサート会場を作ったり、1万人規模のアリーナを隣接などなどが計画されていることが明らかになった。反対の署名活動が始まり、4日間で1万5000人の署名があつまったという。私にとっては精神的・肉体的健康を維持するとても重要な場所なので、開発はやめてほしい。

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 4年前に母が亡くなって、我が家にこしてきたアマリリスが初めて咲きはじめた。母がいつも世話をして、見ていたお花だったので、うれしい。植木には家族の歴史があり、それぞれの花を見るたびに、それぞれの顔が浮かぶ。

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バラも咲き始めた。一番咲き。それぞれのバラにはつぼみがついているので、一斉に咲くのが楽しみ。昨年は5月中旬にバラが咲き始めたので、今年は二週間ほど早く咲き始めた。桜もそうだったが、いいお天気に恵まれている。コロナさえなければ、みんなウキウキとゴールデン・ウィークを楽しめるのに。