Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

3月29日  

 28日(日)大原の朝市。ボケとフリージアを購入。春らしい花。なぜボケと呼ばれるのか、長年不思議だった。調べてみると「木瓜」と呼ばれていたという。果実が瓜に似ていて、「もけ」「ぼっくわ」から転訛したと言われる。平安時代からあるという。梅や桜に似た可愛い花をつけて、愛らしい。伸びている枝を切らないでそのまま花瓶に入れた。思いのままに伸びていき、トゲもある。バラ科サクラ亜科。

f:id:mwenge:20210329114714j:plain f:id:mwenge:20210329114712j:plain

 大原の帰路、高野川沿いから出町柳までくだり、鴨川沿いを北上して帰った。桜が満開だった。いつもよりは一週間以上早い。特に鴨川沿いは日露戦争勝利を祝って、京都師範学校の先生や生徒や学童たちが桜2500本と楓700本を植え「師範桜」と呼ばれてきた。その後も植え足されて、今では4000本の桜が植っている。思えば、京都で暮らすようになり、三度引越しをしたが、この鴨川の周辺でずっと暮らしてきた。そのお蔭でここに咲く桜とは長い付き合いで、毎年桜が観れることに感謝している。

 コロナ感染者の数も増え始め、第四波とささやかれている。そうならないように2ヶ月以上も緊急事態宣言下で自粛してきたのに。一方では聖火リレーが始まり、お花見でも大勢の人が外出している。こんなことは誰でも予想していたことだ。この2ヶ月の間、政府や自治体はどんな政策をとってきたのか。国民に対しては自粛、飲食店には時間制限を要請するだけだった。コロナ感染症に対する対策は何もとってこなかった。PCR検査にしても、変異型の感染拡大への対策にしても、万全の医療体制にしても、何の手立てもしてこなかった。もう世界中からの笑いものになってしまった。

 フランス語の勉強に精をだした。最近ではこれまで使用したテキストを復習している。比較級と最上級の文章の作り方はとっくに学んでいた。英語のように-er, -estなどと変化させることはなく、英語のmore, lessに相当するplus, moinsをつけて比較級にする。最上級はplus, moins の前に定冠詞(le, la, les)をつけるだけでいい。ちゃんと学んでいたのに、すっかり忘れていた。

 京都外国語大学の生涯教育として語学学習の講座が再開されることになり、案内があった。昨年度はコロナのために、一年間休講になった。まだコロナは収束していないが、なんとか開講するようだ。早速申し込みをした。受講生の人数を制限するようだが、授業開始は5月の連休明け。なんとか参加したい。少しでもこれまで学んだことを復習しておこうと思う。