Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

3月15日 掃除道具とほうき

f:id:mwenge:20210315154319p:plain 掃除道具は一応いろいろと持っている。コードレスの掃除機やシャープのロボット掃除機ココロボ、小型高圧洗浄機、モップ、ほうきなど。一番よく使うのは長柄のほうきで、2本持っている。一つは15年ほど前に北野神社の手作り市で1万5000円位で購入したのだが、棕櫚11玉長柄ほうき。少し高いと思ったが、棕櫚で手作りのものなので長年使えると思った。棕櫚ほうきで有名な和歌山から来ているといわれたように記憶している。下鴨の家にいた頃、30年以上も前に購入した長柄ほうきは今も使っている。アズマ工業の手編みほうきで、箒草から作られたもの。いままでこのほうきがアズマ工業のものとは知らなかったが、ほうきの柄にラベルが貼られていた。ほうきはいつでも簡単に掃除できるので、気に入って使っている。

 棕櫚の長柄ほうきの穂先が擦り切れてきたのと、少し横に歪んでいたので、お湯につけしばらく自然乾燥させて穂先をまっすぐにした。それでもすり減ったところと、そうでないところが不揃いになっているので、思い切って先を切りそろえた。髪の毛を切るような感覚だった。綺麗にそろったので、埃を掃き出しやすくなった。こうした日本古来の生活の道具はいい。

 手抜きをしたい時には、ロボットのココロボに掃除をさせているが、ときどき沈没したり、物にぶつかって動かなくなるので、ついつい声をかけて、別の場所に移動させる。一人ごとをいいながら、笑ってしまう。

 今日の国会では菅首相は質問に答えて、「新規感染者数の下落率が横ばいの状況になっている。いま、宣言を延長するかどうか言えるような状況ではない」と述べながらも、一週間後の緊急事態宣言を解除する方向性を示唆した。尾身会長はあくまでも慎重で、「緊急事態宣言の効果はあったと思うが、下げ止まりがどういう原因で起きているのかを分析しないで判断することは避けたほうがよい」と述べた。現実には桜の開花にともない、人出が増加しているという。だが、人びとに自粛と衛生管理をお願いするだけの具体的な対策や対応がないので、もう誰も政府の自粛要請には聴く耳を持たないだろう。

 さまざまな番組で、変異コロナにどう対処すべきかという質問に対して、専門家たちの多くは、PCR検査だけでなく、ゲノム検査が必要だと指摘している。現在のやり方は国立感染症研究所に集中しているが、それをもっと拡大して大学などの研究所に依頼すべきだという。だが、なぜ政府はそうした対策をとらないのだろうか。一年前からそう指摘する人たちは大勢いたが、まったく耳を傾けてこなかった。まったく間違っている。