Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2月25日 フランス語でシャンソンを

 フランス語の勉強が楽しい。ようやく少し読めるようになった。それほどスラスラと早くは読めないが、それでも何とかゆっくりだが読める。どんな言語でも読めないと頭に入ってこないし、聞けない。夫と二人で暮らし、それぞれがそれぞれの部屋で好きなことをしている。朝と昼と夜の食事と、10時のコーヒタイムだけ顔を合わせ、しばらく話をする以外、ほとんど声を出さずに暮らしているので、声帯がずいぶん衰えている。そこで、できるだけフランス語は声を出して読み、シャンソンを歌うことにした。YouTubeAmazon Musicなどで、音声が聴けるので、できるだけ一緒に歌う。楽しい。

 雪が降った時に凍りそうになっていたビオラを部屋の中に入れて、窓際においていた。急に暖かくなったので、ビオラの茎が急に伸びてきた。ネットをみると「できるだけ花殻をとり、のびた茎は切り取ること」と書いてあった。外に置いているビオラの鉢は、茎をのばすこともなく、変わらず花をつけている。場所によってこんなにも成長がちがうのかと思った。切ったビオラを小さな花瓶に入れてみた。

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 大村秀章愛知県知事のリコールを求める署名が8割までも不正であることが判明した。このリコール運動の代表を務める高須克弥美容外科院長は、自身の関与を否定している。また名古屋市河村たかし氏も「偽造は想像のはるかかなた」と述べ、関与を否定しているが、10年前の市議会解散請求時の署名簿(三万人分)を貸している。一つひとつの案件については、別ものであるが、あたかも10年前に署名簿がそのまま今回のリコールに使用されたとすれば、署名人の意思を無視して、数だけを集めるという今回の署名につながっているとすれば、河村氏の関与は大きな問題だ。現実には、署名簿を写させるアルバイトの賃金はどこからでているのだろうか。800万円とか。死亡者8000人もの名前も使用されていた。

 ことの発端は、大村知事が芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」への補助金を支出したことに対するリコール署名活動だ。「表現の不自由展・その後」はテロ予告で一時中止されたが、再開された。大村知事と津田大介芸術監督が共催。問題になったのは、『平和の少女像』(日本での名称は『慰安婦像』)や大浦信行『遠近を抱えてPartII(「昭和天皇の肖像写真を燃やし、その灰を靴で踏みつける」表現が批判の対象となった)』など。現実には芸術と政治との関わりなどが大きく議論され、「芸術の表現の自由」への一定の理解があった。

 リコール運動をはじめた高須氏も河村氏も署名活動と関係ないと言っていることが問題だ。しかも多額のお金をつかってリコール運動をでっち上げていることが問題であり、その責任は大きい。