Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2月3日、ワクチンは? オリンピックは?

 政府はワクチンについて、いろいろな人がいろんなことを発言している。菅首相は、2月末から医療関係者にワクチンをするとずいぶん前から公言していた。そのあとは65歳以上の高齢者にと。河野ワクチン担当大臣は、ファイザー社のワクチンは供給スケジュールがいつ供給するかわからないと言った。以前に「報道1930」に出演していた田村厚生大臣は製薬会社との契約で、いつどれくらい日本に入るかは公言してはならないと釘をさされていると発言した。ファイザー社やアストラゼネカ社のワクチンの製造が追いついていないのが現状のようだ。そのために日本にも入ってこないかもしれないと懸念される。

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     なぜ政府は、日本の大学や製薬会社や研究機関に資金を提供して、日本人の体質にあったワクチン開発をしないのか。日本にはノーベル医学・生理学賞を受賞するような科学者が多数いる。日本でできないはずがない。医療体制が崩壊しているにもかかわらず、そこに目をつぶって、飲食関係やお酒の提供を抑えるようなことだけしかしない。新型コロナ感染症に全面的に向き合う態度がないのはなぜだろうか。

 

 森喜朗 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長が、女性蔑視の発言をした。森氏はこれまでさまざまな問題発言をしている。だが今回ばかりは、アウトだ。女性が組織委員会に十分に参加していない上に、女性委員の発言に関して、「時間がかかる」「「女性というのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげて言うと自分も言わなきゃいけないと思うのだろう。それでみんな発言する」とまで言った。明らかに女性に対する差別発言で、外国のメディアが批判している。しかし、日本ではあまり騒がない。先の「口が避けてもオリンピックを中止するとは言えない」の発言と同時に、組織員長としての見識がとわれる。「高齢」だとか「古い日本男性」だとかということで許してはならない。こうした古い考えは時代と共に変わってきた。そしていま女性の力も一人の人間として評価されている。男女差別は地球上から追放されつつあるなか、日本でそれが行われるなら、世界中の選手は絶対に参加しない。コロナのせいでは、絶対ない。

 東京の保健所の職員がさまざまな形で実情を投稿している。私のFacebookにこんな投稿があった。東京でコロナ感染症者の数が減っているのは、濃厚接触者や感染経路を調べず、PCR検査数が極端に減ったからだ、感染者数が減ったわかではない。今度はオリンピックを開催するために数字が操作されているという。毎日テレビを見ながら、数字が極端に減っているのはなぜか不思議でたまらない。京都では確かにPCR検査数が少ないということはずいぶん前から言われている。病院が医療提供できないからだと言っている。昨日の感染者数は45人だった。大阪や兵庫とは比べものにならないが、それでも京都府知事は緊急事態宣言を解除したくないのは、現実にはもっとたくさん感染者がいることを知っているからだ。