Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

1月17日 神戸の震災から26年 

 阪神・淡路大震災から26年。神戸出身の私にとって大震災は他人ごとではなかった。両親や兄が神戸に住んでいた。私自身は当時南アフリカにいたので、実感はない。3月末の帰国後に神戸の町を歩いたり、いろんな人から聞く話や新聞などのニュースから想像するしかなかったが、記憶に留めなければと思った。はや26年がすぎた。時間はあっという間に過ぎた。

 今朝も夫が自分の人生の中で三大惨事といえば、神戸の大震災、東日本大震災、新型コロナ感染症だと言った。大震災の場合、多くの命が犠牲になったが、それを乗り越えて何をすればいいか具体的にイメージできた。しかし、このコロナ禍には先が見えない。具体的なイメージができない。国の政策がないからだ。ただただ個人が社会生活を犠牲にして、感染予防しているが、それでも感染が拡大している。そして十分な医療を受けられない状況にある。国家の無策による犠牲でしかない。

 今朝は6時半から、いつもの友人の車で大原の朝市にでかけた。いまは冬野菜があまりなく、大根と九条ネギを購入した。お花は部屋中にあるので、購入するつもりはなかったが、「千両無料」というのが目に入り、つい水仙山帰来(サンキライ/サルトリイバラ)を購入した。山帰来はドライ化していたので、すでにある花瓶に追加した。白いのはナンキンハゼ。

f:id:mwenge:20210117132254p:plainf:id:mwenge:20210117132258j:plainf:id:mwenge:20210117132308j:plainf:id:mwenge:20210117132318j:plain

 テレビで全日本卓球選手権女子決勝が放映された。伊藤美誠選手と石川佳純選手との対戦で、とても気持ちのいい互角の戦いだった。どちらにもエールを送った。3対1に追い込まれた石川は後の試合で頑張り、優勝した。長年苦戦してきた石川佳純の努力と実力に拍手を送りたい。5年ぶり5度目の勝利。誰も観客のいない試合が何とも切なかった。