Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

11月26日 病院をはしごする

 25日(水)朝一番にいつもの病院にお薬をもらいに行った。最近はバランスのいい食事と適度な運動をしているので、その結果があらわれているように思う。気持ちが緩むとそれがたちまちに数値としてあらわれるので、油断ならない。生活習慣病とうまく名付けたものだと思う。病院から帰ってから、遅めの朝食をゆっくりととる。お昼抜きになる。

 お昼の12時に予約していた歯医者さんにでかける。この前に治療は終わったと思っていたが、その翌日にかぶせていたものが取れたので、再度治療してもらっていた。予定通りに歯医者さんに出かけ、再度かぶせてもらって、治療終了。帰路、果物や野菜を購入して帰宅。

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 持って行っていた袋が使い勝手が悪いので、少し持ち手の部分の位置を変えて、縫い直した。35年以上も前に東アフリカに行く途中、飛行機の乗り継ぎ地インドのボンベイ(現ムンバイ)で購入した刺繍入りショールが部分的に色あせたので、手提げバックにした。なんとなく使い辛かったので作り直した。手作業の美しい刺繍を簡単に捨てたくなかった。

 26日(木)朝の用をすませて、9時過ぎから散歩に出かけた。いつものコースで、川沿いを下り、植物園まで出かけた。秋もそろそろ終わりになるが、コスモスや秋の花々がとても綺麗に咲いていた。フウセントウワタも大きな実をつけていた。原産地の南アフリカではよくみかけたので、懐かしい。

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植物園は大勢の人がやってきても密にならない、とても気持ちのいい場所だ。だから、多くの人が集まってくる。入り口では大勢の人が待ち合わせをしているのか、あちこちに小さなグループを作っていた。

 コロナ感染が爆発的に拡大している。菅首相はGo To Travelと感染拡大とは「エビデンス」がなく、経済優先が大事と言い放った。Go To Travelに出かけた人は延べ4000万人に対して、コロナ感染者はわずか180人なので、感染拡大の因果関係の「エビデンス」がないと。しかし、コロナ感染者数が東京や大阪や愛知で爆発的に増えている。PCR検査が拡大したことも感染者数を増やしていると楽観的に語る。

 また、大阪府知事吉村氏は「病床をトリアージする」と語った。これは大変な言葉だし、なぜこんな時に誰にも理解できないフランス語・英語を使うのか。トリアージは危機的状況の事故に会った時の「命の選択」という意味で、コロナ禍においては、年寄りは将来性がないので、この際若い人の命を優先して救うという意味になる。実際、年寄りにはエクモは使用しないと言い放った人がいた。

 エビデンスにしろ、トリアージにしろ、なんでこんな時期に誰にでもわかる日本語で語らないのか。響きを少しでも和らげたいのか、それともあまりにも残酷なことなので、横文字を意識的に使うのだろうか。それならば、酷過ぎはしないか。がっかりした。