Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

11月16日 コロナ感染拡大が止まらない

ここ数日東京や大阪、北海道ではコロナ感染症の拡大が止まらない。第一次、第二次よりもずっと感染者が増えている。政府は何の対策も打ち出さない。さらに Go To Travel や Go To Eat を中止することをしない。誰もが指摘しているように、さまざまなキャンペーンで多くの人が移動したり、食事に出かけたりして、感染症が拡大したことは明らかであるが、政府としては個々人に自粛や自衛策として「マスク、手洗い、うがい」を促す。多くはそうしたことはやっているが、それでも感染が拡大していることを真剣に受け止めない、あるいはまったくの政策も方策も持たない政府は、誰のために政治を行っているのだろうか。

 75歳以上の人の保険料を1割から2割に引き上げる、年金額を下げると言い始めた。コロナ禍の中で医療体制が脆弱だったことが露呈した。医療従事者のご苦労はよくわかる。多くが医療従事者たちが必要としているものや設備に政府のお金を多く投入して、医療体制を整えるべきだと多くは理解しているが、政府は十分な支援をしない。旅行やレストランに行かせて、国民から文句がでないようにしようとしてきた。現実には、非正規雇用者やアルバイトの人たちが多く、職を失い、生活が困難になっている。そうしたところへの援助も不十分だ。

 そしてコロナ感染者が増えてきたので、入院患者を十分に受け入れなくなる状況が足下まできている。そうすると、高齢者で持病を持っている人にはエクモなどの措置はしないで、「死んでいただく」。将来のある若い人を助けるという方針を出したという。もうこの言葉を聞いて、愕然とした。「高齢者は社会の重荷」だといわんばかりの露骨な虐めだ。

 テレビ番組を観ていると腹がたつことばかりなので、テレビを観ないことにしている。しかしSNSや新聞やらで自然とさまざまなニュースが入ってくる。夫も一人で部屋に一日中籠もっているが、朝昼晩の食事時間とコーヒタイムにだけ顔を合わせるが、いつもの話題はその日のニュース、トランプ大統領がどうしたとかが話題になる。怒りが高まるばかりのニュースが多すぎる。

 着なくなったセータをつぶして、ルームシューズを作った。孫たちが小さい時にきていた寝巻きはモコモコの布なので、これもつぶしてルームシューズにした。とても簡単にできるのと、暖かいのがいい。ピンクのセータは娘が高校時代に着ていたし、中の赤いセータは25年前にケープタウンで冬を凌ぐために購入したもの。何年間かは着ていたが、捨て難く着ないものをずっととっておいた。ようやく決心がついた。処分できてよかった。夫、孫、娘、娘婿、自分用にいくつも作った。

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バジルの葉で何回かジュノベーゼを作り、パンに塗ったりスパゲッティに使ったりした。今回で最後にして、バジルを切り取った。その後にほうれん草を植えている。種を植えたのでうまく出てくるかはどうかはわからないが、出てきてくれたらうれしい。今残っているのは、セリー、パセリ、三つ葉だが、これらは役立っている。切りとったバジルはジェノベーゼにしたが、一部はジャムの瓶に水を入れて、さしておいた。トマトの飾りにしたりして使っている。

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日曜日に大原の朝市に友人とでかけた。キャベツは柔らかく、みずみずしくて、生で食べてもとてもおいしかった。芯まで柔らかいので、びっくりした。里芋が美味しい時期になった。湯がいた里芋をつぶして、卵焼きを作った。テレビ番組で紹介された土井善晴さんのレシピ。とても美味しくできた。土井さんのレシピは家庭料理で、素朴なものが多い。とてもシンプルだが、作り方をしっかり覚えれば間違いなく上手にできる。

 大原からの帰路、貴船に寄った。京都でもみじの紅葉が有名な所。朝早いので車は少なく、ゆっくりと紅葉を楽しむことができた。今年は少し紅葉が早くなったかもしれない。

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