Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

10月26日 北野天神さんと臨時国会開催

10月24日(土)大津にあるイングリッシュガーデンに娘と上の孫と三人で観に行った。こじんまりとしたローズガーデンでは何種類ものバラが咲いていた。イングリッシュガーデンぽく、琵琶湖を背景にして300種類のバラが3000株もあるいう。もとは滋賀県初の国際観光ホテルとして1934年にびわ湖大津館として生まれたが、建物の復元・改修して、2002年に大津市の公共施設として再出発した。とても穏やかないい日だった。

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25日(日)お昼から、北野神社で7ヶ月ぶりに天神市が開催された。いいお天気だったので、一人で自宅の前のバス停から46番のバスで千本今出川まで行き、北野天神前まで2駅のバスに乗り換えた。初めてのコースだったが、とても便利なバスルートだった。北野神社ではコロナ感染予防が徹底されていて、飲食はなくテイクアウトのみ。お惣菜や漬物や味噌などは京都特有のものだが、少なかった。いつものように古着やお皿や小道具や骨董品などが並べられていて、見るだけでも楽しい市だった。人が集まり、のんびりと過ごしている様子を見るだけでも、だれもがこんな時間がやってくることを待ちに待っていたのだ。植木市もあったので、シクラメンを購入して、この前のシクラメンに加えた。

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ジョアン・C・トロント著『ケアするのは誰か?』(岡野八代訳・著)をいただいたので、早速読んだ。久しぶりに学術書を読んだ。学術書ではあるが、子供や老人をケアするのは誰か?という日常生活の問いかけだが、その解答を政治学者である岡野八代さんらしく、民主主義社会の構築の中にケアが誰にも平等に実現するという視点を強調していた。いま、世界中で民主主義が破壊されていく政治状況のなかで、いかにしてジェンダー平等、人種平等、民族間平等の視点をもちつつ、民主主義社会をどう実現させるかを問う。

 26日(月)少し厚手の布団をとりだし、部屋中に広げておいた。布団のカバーやシーツを洗濯した。これまで使っていた布団は日干した。まだ少しのこっていた薄手の服をしまい、秋物を出した。布団類もかなり整理して処分していたので、季節ごとの交換は少し楽になったとはいえ、体力がいる。年中出しっぱなしにできるクローゼットがあればいいのだが、そうはいかないのが日本の住環境。

 2時から臨時国会が開催され、ようやく40日ぶりに菅首相が所信表明をした。またお涙頂戴の叩き上げの首相を印象付けるための身の上話をした。地方活性化、携帯電話料金引さげ、デジタル化、マイナンバーのひもつけなどを語った。ますます国民を政府の支配下におこうとする意図がみえみえだ。安倍政権の引継ぎであり、外交政策にも何ら変化はない。

 昨日国連で核兵器禁止条約の発効が確定した。日本は唯一被曝国でもあるのに、この条約には加盟しない。あくまでもアメリカの核の傘の下にいる。なんという情けない国だろう。いや卑怯な国だ。