Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

9月15日 バラのお手入れと「竜の道」

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  15日午後から、バラのお手入れにでかけた。2週間前に枯れた葉っぱや枝を丁寧に切り取ったので、それほど大変な作業ではなかった。しかも風があり、爽やかな秋晴という感じだったので、気持ちのいいバラとの対話ができた。クリスマスローズの刈り込みや、雑草引きをする。レモンバームを植えた人がいて、大きく繁茂しているので、持って帰って植えるといいと言われたので、遠慮なくいただいた。ミントは土の中に根をはり、春には先出しいい匂いを漂わせるが、なぜか虫がつくので、たえず虫との闘いがある。

 エジプトに行ったときに、ミントティをだされた。おやかんにいっぱいのミントの葉っぱを入れ、そこに熱湯を注いで、出された。暑いところで飲んだミントティは本当に美味しかった。日本ではミントは、ケーキの飾りか、スパゲッティ等やお料理の添え物でしかないが、あんなにどっさりとミントを入れたハーブティは生まれて初めての経験だった。

 3時に、筋トレジム・カーブスに立ち寄って、ひと汗かいた。案外に空いていた。家の中でじっとしていると、筋肉が落ちるので、筋肉だけは鍛えておかないとと思う。途中スーパに立ち寄り、お野菜、牛乳、卵などを購入。トマトは一個170円もするし、キャベツも高い。

 テレビドラマ「竜の道」最終回をみた。双子の兄弟、血のつながらない妹の三人を軸にした物語。三人の「両親」は運送業を営み、大手の会社に潰され、無理心中を図る。双子の息子はその大手の運送会社の社長への復讐を図るために生きてきた。一人は名前と顔を変え、もう一人は国交省の役人となった。ハラハラさせる物語だった。社会の裏の顔と表の顔があらわれた。そこには暴力があり、裏切りがあり、駆け引きがあり、さまざまな暴力装置がはたらく。そしてその間には兄弟愛、兄弟姉妹愛、家族愛があり、ちょっぴり感傷にひたる。だが、概ね復讐劇îであった。その中で殺人も暴力もある。金の力で人を支配もする。いやな現実社会が立ちあらわれる。観ていて楽しい作品ではなかった。あれっと思ったのは、兄が弟に銃を発砲するシーンでは的を外していた。最後に復讐する相手に対して、銃を渡すシーンがあった。自らは銃を発砲しないが、自分で自分にけじめをつけるように言った。運送会社の社長(源平)は亡くなった妻の写真の前で、渡された銃で自殺を測ろうとするが、その銃はおもちゃだった。わずかなヒューマニズムを残していた。最後に兄は、皮肉にも復讐心を持つ子供に刺殺されるが、その子を逃しヒューマニズムを覗かせた。あまり好きなドラマではなかったが、兄役の玉木宏も弟役の高橋一生もいい演技をしていた。妹役の松本穂香は「この世界の片隅に」で主役を演じた時から、演技のうまい人だと思っていた。今後も期待したい女優。

   写真はハナトラノオとめだか。ハナトラノオの真ん中にレモンバームを植えた。どう育つだろうか。ハナトラノオは冬には枯れので。

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