Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月27日 1日が早く過ぎていく

  朝は爽やかだった。洗濯物を干し、植木に水をやる。昨日は紫陽花の葉っぱにカイガラムシが卵を産み付けているのを見つけた。毎日水やりをしているので、葉っぱや枝に異常がないかチェックしている。特にバラを育てからは、葉っぱの色や葉っぱの裏などをチェックしているので、紫陽花の葉っぱなどは異常があれば、すぐにわかる。たくさん密集しているが、丁寧にみているので、白いものがついているのは、虫が卵を産んだと思った。葉っぱついた枝ごと切り取って、ナイロンの袋に入れて捨てることに。ちょうど今日はゴミ出しの日なので、袋を何重にもして捨てた。ネットで調べてみると、カイガラムシにはいろいろ種類があるようだ。以前は紅葉に木にカイガラムシが寄生していたことがあった。土のなかにも住みついていた。見つけたときに退治するのが、一番だと思い、退治した。紫陽花に虫がついたのは初めてだった。

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 娘の勧めもあって、床を掃除する道具をニトリで購入した。シートを替える使うのは持っているが、ウェット式だと何枚もシートが必要だ。今回購入したのは、洗って何度でも使えるタイプで、しっかりと埃を撮ってくれるし、雑巾かけの要領で、汚れを擦り落としてくれる。風呂場の壁を擦りおとす道具もついでに購入。いろいろな道具があるものだと、関心した。

 お昼から、台所の戸棚に入れている食器類を移動して、使いやすくした。毎日使う食器だけを手前の棚に置き、毎日は使わないものや、余分なものをひと所にまとめておいた。このコロナ禍で、娘たち家族や知人たちと一緒に食事をすることも、お茶を飲むこともなくなった。それならば、少しの間でも使い勝手よくして暮らそうと思った。食器はどうしてこうも増えるのか、どうして溜め込んでいるのだろうと思った。断捨離をしなければ。

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 8月23日にウィスコンシン州で警察官が黒人男性を背後から銃撃する事件が起きた。こういう事件が何度も繰り返し起こっている。何十年、何百年前から起こっている。白人は黒人を人間だと思っていない。この事件を受けて、大坂なおみさんは全米オープンテニスに準決勝まですすんでいるが、その試合を棄権するという。「私はアスリートである以前に黒人女性です」と述べ、黒人銃撃事件に抗議した。すばらしい。

 他にも全米プロバスケット選手や、メジャーリーグの選手たちも、これらの事件に抗議して試合をボイコットしている。全米に大きな広がりをみせているが、なかなかこの種の人種差別はなくならない。

 私が初めてアメリカに行ったときには、ニューヨークのタクシーに乗ると、「あちこちにモンキーがいる」と黒人のことを指して言った。露骨な人種差別だった。私は白人の女子学生から大学のキャンパスで「ジャップ!」と言われた。ジャップがどんな言葉かを知っている私はすごくショックを受けた。もう30年も前のことだが。黒人たちは、アメリカ社会の中でいわれなき差別を受け続けている。命を守ってくれるはずの警察官から現実に命を奪われているのだ。しかも銃で。