Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月6日 広島から75年目

 今日は広島原爆投下から75年たった。平和記念式典で、広島市長らは、日本政府に核兵器禁止条約に署名するよう要求したが、安倍首相は断固としてそのことを無視しづける。そしてあいさつで、「非核原則を堅持しつつ、立場が異なる国々の橋渡しに務め、各国の対話や行動を粘り強く促す」と述べるのみだ。まったく誠意のない態度だ。

 日本は、広島・長崎の原爆投下、ビキニ環礁での水爆実験の犠牲、福島の原発事故と、三度の核爆発を経験している世界唯一の国だ。先頭に立って、世界に発信していく責任がある。しかし、日本政府はアメリカに遠慮して、頑なに核兵器禁止条約に署名しない。

 今朝は病院にいつもの薬をもらいに行った。普段よりは多くの人が診察に訪れていた。夏バテにならないようにしなければ、コロナウィルスが入り込んでくる。自粛してこの暑さを乗り越えるしかない。気が滅入りそうになる。

 メディアでは、Go To キャンペーンで旅行に行ってもいいが、お盆の帰省はダメという。矛盾だらけだ。帰省先には祖父母、高齢者がいるから、都会から若者は故郷に帰るなという。祖父母や高齢者らをコロナ感染症から守るためではなく、感染者拡大を止められない愚策の結果からこんなことを言い出した。現状況下で祖父母や高齢者らが決して社会から守られているわけではない。都会に住む人たちを徹底的にPCR検査をして、感染者と非感染者を分けしっかりと、医療体制を確立し、治療する場を確保することが先決ではないのか。

 陽性者であっても、比較的症状の軽い人や無症状の人は、自宅で待機させられたらり、入院できずに行き場のない人たちが増えているという。こうしたところからも感染が拡大していく。日本では、PCR検査がなかなか受けられないのはなぜなのだろうか。しびれを切らした日本医師会PCR検査を誰でもが確実に受けられるように、政府に提言した。

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 じっとしていられない性分で、ランチョンマットを作った。食卓のテーブルは自粛期間中にニスを塗り直したので、テーブルクロスをかけないで使っている。食事の度に大きめのランチョンマットがあるといいと思っていた。持っている布の中から作ってみた。トレイの上のマットは、いただき物だが、地域のお年寄りが作って、商品にしているという。しばらく気分転換になるだろうか。