Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

7月23日 今日から4日休暇

 

f:id:mwenge:20200723110834p:plain土用の丑の日をぼんやりと過ごした。毎日自粛しているので特別に4日連続休暇といわれても、ピンとこない。昨日朝の散歩の途中で薬局に行き、近くのスーパーに立ち寄った。鰻があったので、1日遅れの土用だと気づき購入した。ちなみに今年は7月21日だった。そして梅干しを干さなければと思った。外に干すと鳩がくるので、部屋の中の窓際に置くことにした。

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 この日曜日に大原に出かけたとき、農家の人がこの17日間、雨続きて野菜がダメになったと嘆いておられた。丑の日に鰻を食べるのも、暑さを乗り切るための生活の知恵なのだろう。そし梅雨があけ、土用のころの晴天続きの日に梅干しをするのも、生活の知恵だったのだろう。塩分濃度を上げ、長く保存できるからだ。

 ベランダのバラが咲き始めた。

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 春のように長く花を枝につけたままにしないで、次々に切り花にして楽しんでいる。そうしたほうが、秋にたくさん花ができるという。実験してみることに。バラのちかくに今年生まれためだかがたくさん泳いでいる。ベランダに出て、コーヒを飲みながら、バラとめだかを見て楽しむ時間が増えた。自粛の効果か?

 ここ毎日、フランス語の勉強に励んでいる。覚えてもすぐ忘れるので学生時代を思い出し、自分用のノートを作る。フランス語の動詞の変化が多く、混乱していたが、表にまとめてみると少しすっきりした。複合過去を作るときに、動詞によって英語のbe動詞(フランス語のêtre)か、have動詞(avoir)を付けなければなかない。めんどくさいが、フランス人にとっては習慣で理解しているのだろう。こうしたことも慣れ。

 テレビ番組では、コロナ感染症対策に関して、政府の有識者会議の分科会長の尾美さんは、現状は第二波ではなく、憂慮する状況でないという。ウィルス感染症の専門家とは大きく意見が異なる。尾美さんは政府の方を向いていて、Go to キャンペーンや経済優先政策に乗っかっている。私たち「年寄り」が感染した場合、「不注意」「身の丈知らず」と糾弾されるのだろうか。政府の方針もめちゃくちゃで、一貫性がない。

 しかし、東京だけでなく、各地で感染者数は増えている。Go to キャンペーンで、京都などには観光客がどっと増え、感染者も増えるかもしれない。

 この時期に旅行にいける層は、かなり経済的余裕のある人たちだ。3月から非正規雇用者で雇い止めになり、職を失った人は多くいる。アルバイトで生活していた人たちは経済的生活が困難になった。貯金を食い潰していき、今後の生活に不安を抱いている人はたくさんいる。一回ぽっきりの10万円支給では生活が苦しい人もいる。先の豪雨で被災した人が多くいる。医療関係者たちの生活を保障しない状況や、必要な人に必要な財政支援が回っていかない状況のなかで、お気楽なGo to キャンペーンは8割の人たちには不評だ。

 もしこの期間に感染者が増えたならば、誰がいつどのような責任をとるのだろうか。自分の身は自分で守るしかないのか?