Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

4月27日(月) 病院に薬をもらいに行く

 夫と二人で、朝の8時半に家を出て、いつもの病院に薬をもらいに行った。夫は不整脈が出ていて、脈が異常に早いとのことで、念のために日赤病院に行くように勧められた。3年ほど前に動脈にステントを入れ、血管を拡張した。さらにもう一本ステントを入れた。その後の検査を半年に一度検査をしてきた。今日は担当医の当番ではないが、とにかく日赤にタクシーでかけつけた。心電図やエコーをとったりしたが、不整脈はおさまっていないようだ。点滴を30分ほどしてもらい、しばらく薬を飲んで様子をみることになった。

 いつもなら、患者さんが大勢詰めかけているのだが、それほど混雑していなかった。それでも10時すぎに着いたにもかかわらず、会計をすまし、病院の前の薬局で薬をもらって、家に帰りついたのが3時だった。コロナ感染に注意を払っているが、こんな時期に病気になったら大変だと思った。

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 今日は少し暖かいので、モッコウバラが一気に咲き始めた。昨年に花が終わったあとの小さな鉢植えを購入し、冬の間に伸びたつるを誘引した。それがこんなにも大きくなり、黄色いバラの花をさかし始めた。

     フジテレビ系「ホンマでっか!?TV」のコメンテータである、池田清彦さん(生物学者)が、コロナウィルスの最前線で頑張っている医療従事者を特攻隊員に見立てる風潮に苦言を呈したという。イタリアではある時間帯に窓をあけて、医療従事者に拍手を送り、激励と感謝の気持ちを伝えるという光景をテレビでみたことがある。日本でもどこかで始めたという。エールを送るのは悪いことではないが、従軍戦士のような扱いだと気持ちが悪い。

 医療現場を支えるというのであれば、救命装置や医療に必要なもの、ベッドなどの確保、PCR検査数を増やすなどの、現場の声に耳をすまして、政治を動かして、それに応えるべく予算化することだと思う。X JapanYoshikiをはじめ芸能人などが医療関係に多額の寄付をし始めた。すばらしいことだ。政府がやるべきことなのに、さらに言えば、医療崩壊にいたる道を誘導してきたことを素直に政府は反省して、医療を支える政策に転換すべきだ。

 私や夫のように成人病を抱えているものにとっては、お医者さんや病院なしでは、生きていけない。誰でもなんらかの病気とうまく付き合いながら生活をしている。だが、今回のコロナウィルスは、手強い。世界中に拡散し、多くの命を奪っている。それを阻止する力がまだ人間にはない。世界中の人が「ステイホーム」で何とかウィルスの拡散を防ごうとしているのだが、どれだけの効果があるのだろうか。少なくとも、感染したくない人、感染させたくない人たちは、「ステイホーム」している。感染した人たちを非難したりしない。

 だが、幾度もの休業要請を無視して開店しているパチンコ店と、そこに群がるパチンコマニアの存在を、どう考えればいいのだろうか。