Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

4 月20日 あっという間に一週間が

 ひさしぶりに机の前に座った。ブログを覗いてみると一週間がたっていた。何をしていたのだろうかと振り返ってみると、いつもと変わりない生活をしていて、時間だけが過ぎている。何の予定も入っていない。朝起きて、朝食をとり、掃除と洗濯をして、ゆっくりする。テレビを見ながら、昼食をとる。しばらくして、コーヒタイムにベランダで外を眺めながら、バラに蕾がついていないか、じっと観察。のんびりしてから、お風呂に入り、夕食をとる。テレビを見ながら、一日が終わる。外には一歩もでない。毎日、毎日が同じ繰り返し。先がみえない。

 テレビ番組も、コロナのことばかりで、うんざりする。ドラマは新しく始まらない。何年もの前の番組が再放送され、観る気にならない。

 アマゾンのPrime Videoで無料の映画を何本かみた。山田洋次監督の「小さいおうち」は、2014年作だが、戦前、戦後の物語。一見平和そうに見える家族の暮らしのなかで、それぞれが苦悩し格闘する姿が描かれている。田舎から東京にでてきた一人の女性タキ(黒木華、のちに倍賞千恵子)がモダンな赤い三角屋根の小さなお家の「女中」として働く。その目で、一見平和そうに見える家族三人を観察。戦後60数年後に自分史をノートに書き留めていたが、泣きながらの日々で、途中で終わっていた。そのノートを読んだ親戚の若者(妻夫木聡)はノートの結末、現実を突き止める。タキの機転によって、かろうじて家族の危機が避けられ、敵の戦闘機によって「小さなおうち」が焼失してしまった。戦争の残酷さをあやうい家族を通して表現していた。さすが山田洋次監督だと思った。

 ベランダにおいていた長椅子と椅子のペンキの塗り替えを終えた。塗料を剥がして、塗り直したので少しは気分転換になった。時間ができたおかげかもしれない。

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 近くの生協に卵と牛乳を買いにでかけた。遅咲きの桜がまだ咲いていた。ドラッグストアの横に看板がかかっていた。京都産業大学の学生を応援するメッセージだった。京産大の学生がスペイン等の海外旅行をして帰国後にコロナウィルスの発症をし、多くの友人たちに感染させた。京都のレストランでは、名指しで京産大の学生入店お断りの看板がでたり、ネットで学生や大学を誹謗中傷する書き込みや、嫌がらせが絶えなかった。それに対するものであった。コロナ感染した人に対する差別や嫌がらせは、情けない。上賀茂神社の斎王桜はまだ咲いていた。横の御所桜は葉桜になっていたが。ドウダンツツジはかわいい花をいっぱいつけていた。花たちは裏切らない。

 

 

 

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