Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

4月9日 コロナ対策は十分か?

 テレビはコロナのことばかり。安倍首相が緊急事態宣言を発令したことで、さまざまな議論があちこちで上がっている。首相は「人と人の接触機会を最大8割減らす」ように求めた。自民党内でも、否定的な人がいるが、これを実践しようとすると社会がストップしてしまう。実質上「ロックダウン」と同じだが、政府は「ロックダウン」だとは言わない。政府がその補償をしなければならないからで、あくまでも国民の自主的行動に責任を転嫁する。

 関西でいえば、大阪と兵庫は人びとに「自粛」を要求し、ある種の企業に休業を要請している。大阪の場合は、知事が自治体が多少の保証や代価を支払うというが、京都の場合は「緊急事態宣言」地域ではないので、実質的に廃業や休業に追いやられた人たちに対して、自治体は何の手当てもしなくてもすむ。だが、確実に他の地域と同様に、感染者の数が増えている。

 安倍首相は一世帯あたり、30万円を支給すると言った。だが、その手続きの複雑さ、時間がかかることなど不備が指摘されている。実際に30万円支給が受けられる家庭は2割にも満たないといわれている。子供手当ては一回限りの1万円。これに対してもブーイングがでている。この4月から新入社員になる予定だった人たちが、内定取り消され、無職になっている。今朝の番組でも、昼間は働いていたところが休業になり、ネットカフェを寝ぐらにしていたがそこも閉鎖されて、行く場を失ったという悲痛な声が紹介されていた。

 なぜ政府はPCR検査を多くの人に対して行わないのか。すでに感染経路が不明な人が急激に増えている。無症状の感染者も多くいる。多くの人にPCR検査をしなければ、本当の意味でコロナ感染を止められない。WHOの事務局長はコロナ感染症との闘いを政治化してはいけないと警告を発している。安倍首相も小池東京都知事も人間不在の政治にしか頭にない。責任の転嫁でしかない。会見を見ていて腹立たしくなってしまうのは、私だけではないと思う。

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 今朝早く5時頃に目がさめた。外をみてみると、スーパームーンが空にいた。思わず携帯カメラを向けた。月の世界は平和そうに見えるが。。。

  自宅にいることに慣れてきた。友人から桜を見に行くお誘いを受けたが、断った。自粛というより、遠出する気分になれなかったからだ。

 

 

   ベランダのプランター三つ葉とセリがたくさんでてきた。巻き寿司の中に入れてみた。セリは数年前にスーパーで購入して、根のところを切って土の中に埋めておいただけだ。毎年元気に新しい葉を出してくれるので、少し青いものがほしい時には助かる。

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