Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

3月6日 リハビリと買い物

 6日朝9時半に予約していたリハビリに出かける。随分よくなったように思える。先生の問診でも、随分よくなってきたので、そろそろ終わりにしてもいいかもしれないと言ってくれた。だが、腕をしばらく上げたままにはできない。力が入らない。もう少しかかるだろう。

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 病院から6〜7分のところに西賀茂生協がある。いいお天気だったので卵やヨーグルト、野菜などを購入して、河原を歩いて自宅まで帰る。川にはキンクロハジロが来ていた。琵琶湖から飛んでくる渡り鳥だ。カモたちと仲良く泳いでいた。暖冬のせいで渡り鳥をあまりみかけないが、どこに飛んでいったのだろうか。ユリカモメの姿もたまにしかみかけない。

 冷蔵庫のなかを掃除した。少し古くなった野菜を湯がいてガラスの入れ物にいれておくと、いつでもゴマをかけてお浸しにすることができるので便利。魔法瓶のお鍋で金時豆もたいておいた。先っぽがのこっていた大根は細切りにして塩をして、人参と一緒にガラスの瓶に入れておいた。ネギも小口切りにした。キノコ類3種と塩昆布で佃煮を作った。ジャムの空き瓶は保存食などを入れておくのにいい。中身がよく見えて、食べ忘れがなくていい。

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老人二人の生活になり、朝昼晩と規則正しい時間に食事をとっているので、箸休めの小鉢料理があると、ぐっと食事が豊かになった気分になる。料理に長時間かけずに、美味しいものを食べたい。

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 5日。お天気はいいのに、朝から小雨がふっていた。しばらくすると虹が低いところにでた。空にかからず、山の中腹に大きな虹がかかっていた。思わずベランダにでて写真をとった。しばらくしてお寺さんがきた。いつものようにお経をあげてくれたあと、お茶を飲みながら、不思議な虹を見たと話された。虹なのか、ご自分の目がおかしくなったのか、山がどうにかなったのかと一瞬疑ったそうだ。

   家にいるときには、テレビをかけっぱなしでニュースを聞いたり、コメンテータの意見を聞いたりしている。ここ毎日のニュースはコロナウィルスのことばかりだ。

 3月25日から4月3日まで、孫と二人でロンドン、パリ、ヘルシンキに行く予定をしていた。ホテルはネットで予約をとり、キャンセル不可能のものだったので、すべてホテル代は返金されない。飛行機代は4万円のキャンセル料だけで済むようなので、幾らかはもどってくる。日に日に世界中で感染者が増えているし、日本でも隠し通せないほど、日々感染者が増えてきた。

 しかも政府は、中国と韓国の渡航者を入国拒否するかまえだ。入国しても二週間監禁状態にするという。これでは、私たちも海外で同じ目に合うかもしれないし、日本に帰国した時には二週間留め置かれるかもしれない。ますます海外旅行が困難になってくるので、今回の旅行は諦めるよりしかたがない。

 コロナウィルス検査を早くするようにと多くの評論家や専門家がテレビでも言っていたが、政府はそうした声を無視し続けた。そしてやらなくてもよかった小学生、中学生、高校生の休校を決めた。

 うちの孫たちは、家のなかで何をするともなく、じっとしているという。親も子供も、ストレスがたまるだろうなあと推測する。

 携帯電話で利用していたLINEをコンピュータの方でも使えないかと試してみたら、うまくいった。コンピュータのほうは文字も、画面も大きいので、私にとってはストレスがない。

 さっそくLINEで英語を教えている孫に英文問題を写真で送り、解答をまった。しばらくすると答えがかえってきた。採点をして送り返した。こんな風にしてオンライン学習ができるのだと思った。対面でなくとも、知識の伝達はできるが、学校教育がオンラインに替わるのは反対だ。

 孫は試験の期間中に突然学校が休校になった。得意としている英語表現のテストがなくなったという。5日間の試験のうち、あとの2日の試験がなくなった。先生たちは日頃の成績で採点するようだが、生徒たちには複雑な気持ちらしい。高校入試や大学入試を控えている子供たちにとっては、大きなショックだっただろう。