Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2月3日 友人を見舞う

 3日、大学時代からの友人が入院しているので、お見舞いに行った。友人は1月半ばに自宅で脳出血を起こした。救急車で運ばれ、緊急入院したという。早い処置に大事にならなかった。だが一週間あまり、腕や肺など、身体中にチューブがつけられていたという。それらはすっかり取り外されて、ベッドに座っていた。リハビリが始まっていて、もとの生活に戻れるよう理学療法を受けているという。

 しばらく忙しくしていて、あまり睡眠も取っていなかったという。それらが体にこたえたのだろう。私たちはもう無理の効かない年齢になったことを意識する必要がある。

 私の南アフリカの友人は、アメリカで14年前に脳梗塞を起こし、六週間昏睡状態だったが、半年ほどで完治した。今では世界中を旅し、毎年一度はアフリカ文学会で同席している。脳医学の進歩には敬意を払いたい。

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4日、午前中はリハビリに通い、そのあと習字教室に行った。書いた文字は 升階納陛 辯轉疑星. (しょうかい のうへい べんてん ぎせい )の前半を書いた。(宮殿の)階(きざはし)をのぼって、(高官たちが)陛(へい)のなかに入るという意味。

 

 午後からは国会中継を聴きながら、机の前でコンピュータを使いながら、雑用を処理している。耳は安倍首相の答弁を聞いているが、答弁を誤魔化すときには、早口で訳のわからない、詭弁、言い逃れに走る。もう無理があるのではないかと思うが、自民党内も内閣も沈黙を守るのはどうしてだろうか。国民を馬鹿にしている表れとしか思えない。なんとか、時間が過ぎれば、誰もが忘れてしまうとでも思っているのだろうか。