Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

1月 リハビリと、バック作り

   20日、21日、22日、23日と午前中はリハビリに通った。理学療法士さんの時間が取れる時にしか行けないので、できるだけ行ける時に予約を入れてもらった。連続して行けたことは、少し効果が出ているように思う。 

    ずいぶん前に購入していた久留米絣の布の切れ端を引っ張り出して、小さめのリュックと斜め掛けの袋を作った。何日も前から、どのような形のするのか、どれくらいの大きさにするのか、考えていた。ようやくリュック作りに取り掛かった。

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 亀の模様を面白いと思ったので、バッグの中心にさりげなく使ってみた。ベルトは既製のものを使ったので、綺麗に仕上がった。今回手に入れた久留米絣の布は種々様々だったので、色の組み合わせが楽しかった。紺の木綿地に白地の模様が様々に入っている、長い日本の伝統を守り続けた証を感じる。ガーナでも、インドやインドネシアでもこうした染め布の伝統があるが、それぞれの伝統文化があり、見ているだけでも楽しい。

 バック作りをしながら、国会中継を聞いていた。立憲民主党枝野幸男氏の代表質問は的を得ていた。それに対して安倍首相は全く問題をずらして、何も答えない。卑怯である。嘘やごまかしでも、時間が経てば、人々は忘れてしまうとでも思っているのだろうか。厚顔無恥もいいところだと思った。

 二階俊博氏の質問は、あまりにも安倍に寄り添うもので、聞き苦しいものだった。憲法を改悪しようという安倍首相と自民党の企みへの布石のような出来レースのようなものだった。

21日、書道があった。千字文の「肆筵設席 鼓瑟吹笙」の後半を書

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     半紙がいいのか、筆運びに滑らかさを感じた。身についた癖のある筆の運びに影響されて、先生のご指導がなかなか身に付かない。文字の書き順がわからないこともあり、文字のバランスがなかなか取れない。特に「必」の書き方は私が学んだ頃とはずいぶん異なるので、戸惑う。

 午後からは、「大人の小学校」のバラの手入れに参加した。先生は急用で来られなかったが、長年バラのお手入れをしてきた方達が大勢いるので、皆さんの指示通りに手入れをした。特にはつるバラの葉っぱを全部綺麗に取りのぞき、不要な蔓を剪定したり、誘引をした。冬の間は、こうしてバラの命を幹の中に閉じ込めると、春に一気に芽吹いたり、葉っぱや蕾をつけたりするのだそうだ。バラを愛する人たちは、四季折々にバラの手入れ、栄養補給、害虫との闘い、肥料やり、誘引、剪定など様々なことを季節によって異なる作業をする。人とバラとのコミュニケーションが大事だと知る。