Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

1月10日フランス語の授業再開

 1月8日、今年度初のリハビリ。かなり右腕が上に上がるようになったが、まだまだ並行に腕を広げることはできない。腕を支える筋肉が切れてしまって、もう修復不可能なので、腕を支える他の筋肉を鍛えるしかないという。理学療法士の方のお世話になり、10分の電気療法と20分のリハビリを受けている。もう3ヶ月にもなるので、よくなりつつあるが、それほど簡単なことではない。

 私が通う病院には大勢のお年寄りの方々が見えている。足や腰や腕が動きにくい人たちがやってくる。ほんのちょっとしたことで転んだり、つまづいたりして、骨折をする。それだけ骨が脆くなっているのだが、こうした整形外科が多くの人を助けている。ありがたいことだ。

 リハビリの予約時間より1時間早く家を出て、加茂川を上流にのぼって、志久呂橋まで行き、そこから反対側の河岸に出て、御薗橋まで散歩した。そこから、私は整形外科医院まで歩いて行った。例年にない暖かい新年なので、散歩に誘い出してくれるお天気に感謝。

 

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 午後から、京都精華大学で20年勤務した漫画家の竹宮恵子さんの最終講義を聞きに行った。私が関わっているWANのサイトに大学関係者の最終講義をアーカイブ化しているので、その取材をかねてでもある。

 売れっ子漫画家の竹宮恵子さんが京都精華大学で漫画を教えるということ自体も当時大きな話題になった。竹宮さんの最終講義は「人生の扉」がテーマだった。漫画家として切り開いてきたいくつもの扉、教員になり、後には学長としても尽力された。研究者として開いた扉などについて離された。これからも新しい扉を開かれる希望に満ちたお話だった。

    1月9日。午後からはフランス語の復讐と予習をした。動詞活用の種類が多く、混乱しているので、自分流のまとめ方をして整理した。大過去、複合過去、半過去、単純過去、全過去、現在、単純未来、前未来。    この8つの時制がある。

 日仏会館のフランス語講座ではこうしたことはきちっと習っていなかったように思う。

 1月10日。午前中は加茂川沿いを散歩。いつも立ち寄る喫茶店でコーヒを飲む。午後からはフランス語の授業。先生は理路整然と教えてくれるが、難しい。学んだのは、単純過去と前過去。

 1。直説法単純過去 書き言葉のみに用いる。現在とは完全に切り離された過去の動作や事柄を表す。

 2。前過去。単純過去で表された過去の動作に対し、その直前に行われた動作を示す。書き言葉でしか用いられない。そういえば、日本語も書き言葉と話し言葉ではかなり違うし、豊かな方言もたくさんある。難しいとは誰も言わず、自然に身についている。言葉とはそういうものなので、フランス語に対しても気長に学び続けようと思う。