Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

12月10日、神戸ルミナリエに行く

10日、所用で神戸に出かけた。せっかくなので神戸ルミナリエを見た。まだ時間が早かったが、それでも大勢の人たちがきていた。6日から15日までの10日間。資金難のため、毎年開催が危ぶまれているが、今年で25回目。阪神・淡路大震災の犠牲になった方たちへの鎮魂の思いと、大震災の記憶を語り継いで行かなければならない思いで、なんとか続いている。私は大震災が起こった時には、日本にいなかった。ヨハネスブルグで暮らしていた。テレビのニュースで知り、ショックを受けた。両親は神戸で暮らしていたし、きょうだいもいる。私の家族は京都にいたが、京都でもすごく揺れたと言った。震災が起こった前日は娘の誕生日で、南アフリカから電話をかけ、娘と話した。その数時間後の出来事だった。

 両親は無事だったが、神戸の震災の犠牲者となった人たちの中には、知人も友人もいた。一度に何千人もの人たちが命を奪われた。それから地震の跡形もなく、神戸の街は復興し、私の記憶にある神戸の街はすっかり変わってしまった。

 今年のルミナリエも、荘厳なミサ曲が流れ、美しいドームのネオンに厳かな気分になった。数年前に電球はLEDに変えられたので、すごく明るくなった。

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 12月11日、宮古島に修学旅行に行っていた孫がお土産をくれた。沖縄で購入したシーサは、旅行バックに入れてあって、あと数日で学校に届くそうなので後回し。お土産を考えてくれたことだけでありがたい。この孫と京都駅で待ち合わせて、一緒にランチを食べる。その後、ぶらぶらとウィンドウショッピング。私はユザワヤウィリアム・モリスの布を購入する。何年も使っているソファがすり減り、布が痛んできたので、そこにかけるために以前から考えていた。

 翌日にその布でカバーを作る。裏は、手持ちの柿渋で染めた木綿の布。中にはキルト芯をいれる。結構厄介だったが、うまくできた。隣にあるモリスの椅子はお気に入り。

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 COP25で小泉信次郎環境大臣は日本が温室効果ガス排出削減目標の意思を示せられなかったので、世界中からまたもやブーイングが起こっている。温暖化対策に後ろ向きだと認定された国が選ばれる不名誉な賞「化石賞」が日本に贈られると言う。なんでもアメリカと歩調を合わせる日本政府はどこかおかしいことに、いつ気づくのだろうか。アメリカは日本を「仲間」だとは思っていないのに。