Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

9月23日 お伊勢さんにお参りと鳥羽水族館へ

23日、娘家族と一緒にお伊勢さんにお参りに行った。二見ヶ浦興玉神社でお参りをし、沖合にある夫婦岩を眺めた。外宮、内宮とめぐり、おかげ横丁で食事をした。初めてここに来たのは、小学校6年生の修学旅行の時だった。その時の記憶はほとんどないが、大人になってから、伊勢には何度か来ているので、。京都からは車で3時間ほどなので、小旅行にはちょうどいい距離だ。

 台風が近づくかもしれないという予報だったので、午前中は人の出も少なかったが、外国人観光客が多くいた。いつも訪れるたびに、タイムスリップに入ったような錯覚に襲われるような別世界。特に内宮の敷地は広く、五十鈴川のゆったりとした流れは古くから変わりがないのだろう。何百年もの樹齢の杉や檜、クスノキなどの鬱蒼たる林の間の砂利道を長く歩いて行くと、本殿がある。本殿内での写真は禁止されているので、本殿の写真をとっておく。ここの鳥居はよく見かける鳥居とは異なり、下の横棒が突き抜けていない。伊勢神宮の鳥居はもっともシンプルな形をしていて、神明鳥居と呼ばれている。この形をしているのは、皇室とゆかりがある神社にはこの形の鳥居だと教えられたことがあるが、事の真相はわからない。だが、今の天皇制度が伊勢神宮に祀られる天照大神の系譜にあるとすれば、それもそうだと納得がいくが。。。。

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私たち老夫婦は明日の予定も特にないので、鳥羽で一泊して近鉄で帰ることにした。私たちが泊まる鳥羽グランドホテルまで娘の車で向かった。そこでは日帰り客は一人千円で温泉に入れるとのことだったので、娘夫婦は温泉を楽しんだ。孫たちはお風呂に入るのはめんどくさいとのこと。若い人たちの感覚はわからない。早めの夕食をとり、娘家族は車で帰って行った。

 部屋で、ケニアと日本の女子バレーの試合を見た。日本の勝利を確信して、安心して試合を見たが、ケニアもよく頑張っていたので、声援を送った。翌日の対ブラジル戦はストレート負けで残念だったが、よく対戦したと思う。

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 24日。翌朝、伊勢湾に登る朝日を見た。雲に隠れていて残念だったが、穏やかな海に癒される。

朝風呂の入り、美味しく朝食をいただく。鳥羽駅までホテルのシャトルバスで行き、歩いて10分ほどのところにある鳥羽水族館に行った。ここには以前に来たことがあるが、かなり模様替えしていた。私はケープタウンで暮らしていた頃、植物園と水族館の年間パスを購入して、よく通った。水族館はショッピングセンターの隣りにあったので、必ずひとめぐりした。

 

 鳥羽水族館では童心にかえって、アシカショーをみた。

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海の中の世界も艶やかで、様ざまな色や形をした魚たちが悠々と泳いでいる姿は癒される。クラゲも奇妙な形だが、海の花のように美しい。現実にはクラゲに刺されると我慢できないほど痛いが、見ているのにはとても癒される。フンボルト・ペンギンのお散歩にも出くわした。

 ケープタウンで暮らしていた頃もよくペンギン・コロニーに出かけ、ペンギンをじっと見ていた。南アフリカのペンギンの多くは、ケープ・ペンギンと呼ばれ、このフンボルト・ペンギンによく似ていると思った。家に帰って調べてみると、ケープペンギン属に属するとあった。南アメリカ南アフリカは海続きなので納得した。

 鳥羽駅の近くのお店でいわし料理を食べた。新鮮なお魚だったので、とても美味しかった。鳥羽から京都までは近鉄特急で、大和八木で乗り換えて、2時間半ほどで帰ってきた。多少は疲れが溜まっていたが、女子バレーは、日本とブラジルとの対戦で、ストレート負けをした。途中勝てそうだったがダメだった。力と力のぶつかり合いの試合はスリルと予想不可能な展開がとてもいい。