Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

9月21日、朋あり遠方より来たる

17日、スーダンから一時帰国していた方が同級生と一緒に訪ねてこられた。夫の元学生で30年ぶりの再会とか。ずっと話が止まらず、側で聞いているだけでも楽しいひと時だった。若かった時の思い出と、現在に繋がる様ざまな経験が一つに繋がっていくときに納得できるお話が聞けた。私自身も教師をしていた経験から、教え子たちは大きな貯金のようなもので、嬉しい限り。さらに大きく成長していくことを楽しみにしている。

18日、長年の友人と我が家でランチをした。夫はこれまた40年ぶりの再会だという。そんなことはないと思うが、とにかくそうだという。ケニアの作家グギ・ワ・ジオンゴさんを京都に招いて、講演会を主催したときに、通訳の役を引き受けてくれたことが、縁の始まりだった。

 私自身はつい数ヶ月前にお会いしているし、年に何度か会う機会がある。彼女がバーモント大学で教鞭を取っていた頃に、一度お邪魔して数日居候をさせていただいた。日本に帰国後もある大学で教鞭を取られていて、時々「アフリカの文化」の講義に招いてくれていた。この日も、思い出話に花を咲かせた。人はおしゃべりがこんなにも楽しいのだと再認識した日だった。

19日〜20日。妹と妹の娘(姪)が訪ねてきた。姪は東京で仕事をして今大阪に休暇で帰ってきている。妹の夫が6年半前になくなり、京都の大谷祖廟に納骨しているので、時々お参りにくる。私と夫は19日の朝に、夫の両親のお墓にお参りに行った。尼崎にあるので、京都駅から尼崎まで新快速に乗れば簡単に行ける。年に4回、春と秋のお彼岸、夏のお盆、新年を迎える前の年末に行くことにしている。私たちが亡くなった後のことはあまり考えていないが、お墓や仏壇というのは、日本の古い家制度の習慣なのだろうが、なんとなく粗末にはできない。そんな風に育てられてきたのだろうが。。。。

 この4日間はあっという間に過ぎ、とても充実した日だったように思う。ようやく静かな時間が戻ってきた。21日の朝は病院に薬をもらいに行く。血圧だけはいつも正常で申し分ない。血糖値も安定しているが、それでも注意しなければならない。病院の帰り道、加茂川沿い歩いていると、カワセミに出会った。ちょっと変わった鳥がホバリングしていると思って、じっと見つめていると、飛び立っていった。黄色や水色の色の羽をバタバタさせていた。後になってカワセミとわかった。写真をとればよかったとは後の祭り。雨が上がり、空気が澄んでいた。川の中洲に菊芋の花が咲いていた。菊芋は戦後の食糧難のときに食べたと言われていたが、最近では糖尿病にとてもいい食べ物になっていて、八百屋さんでも売られるようになった。

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