Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

町内会と水泳

 町内会の連絡を受け、来年度の会長、副会長、会計の3役を決めるのに、現会長宅に呼ばれた。我が家は4組の組長をしている。3組はお年寄りの方が多く、会長等が出来ないというので、3組、4組合同で来年度の役職をどうするかという話し合いを持った。古い町内なので高齢化し、町内の役を引き受ける方が少なくなっている。今では名誉役職でもない。京都市の市報を配ったり、連絡網の取次役のようなものだ。今年度は町内からの下鴨神社への寄付は中止したようだ。下鴨神社糺の森にマンションを建てる計画を実施している。町内から下鴨神社が地域住民に何の説明もなく、世界遺産の土地を経営のためにマンションを建てていく。こうした態度に怒りを持つ人がいて、町費から寄付するのは、おかしいと言う声が上がった。

 実際に、お地蔵さんのお祭りが町内で催されるが、これも町会から費用が出るのはおかしいと言う声が上がり、お子さんを持つ親御さんの自主活動ということで、町費からの出費はない。そのかわり、町費とは別に各家庭からお供えとして、数千円単位で持ってこられる。当番制で組長は子供たちのためにお祭りを見守る。

 組長として、下鴨神社の夏の行事や秋の行事に寄付を集めたりする役割を担う。どこかからこうしたこともおかしいと言う声が上がったのかもしれない。要は一つの宗教団体や、行事に町内ぐるみで関わりたくないということである。

 古い町も世代交代が起こり、新しい家族がたくさん引っ越してこられて、賑やかになり、町内会へは参加してくれる。しかし「隣組」の人たちがどういう人かはほとんど知らない。お付き合いはない。そうした中で、100人以上の町内会の役員を選出することの難しさがある。

 来年度の役員を3組、4組から出して欲しいということだが、どのように選出するのかはとても難しい。早速長年住んでいる方の家に相談に行く。誰も役職は引き受けたくないのが本音である。さて、さてどうなることか。

 久しぶりに、「大人の小学校」のプールに泳ぎに行く。40分ほど泳いだ。少し体が軽くなったような感じがする。もっと頻繁に泳がなければと思った。