Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

お雛さま

明日はお雛さまの日。今年もお雛さまを出した。およそ45年前に自分のために作ったお雛さま。木目込み教室に通っていた時の作品。結婚して、だれも知り合いのいない町で暮らし始めていた頃、膳所高校の直ぐ近くに木目込み人形教室があった。そこへ週1度通いはじめ、人形作り以外にも、いろんなことを教えて貰った。ふとしたことから、そこで知り合いになった人に娘を一時保育をしてもらった。そこにはもう一人保育している小さな男の子がいた。「一人も二人も一緒」と言って、引き受けてくれた。週に1度非常勤の仕事で京都に出かけることができた。その数時間は私にとって夢のような開放感のある瞬間だった。

 若い頃に作った雛人形を出すたびにあの頃のことを思い出す。

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