Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

母の再入院と、未来に陰りあり

 ようやく母の介護から少し解放され、母もようやく前向きで歩行機を使って少し、歩けるようになった。安心していた矢先、車椅子から立ち上がろうとして転倒した。以前に骨折したのと反対側の大腿骨骨折で緊急病院に運ばれ、入院している。この数日間は毎日神戸の母のところに通った。3ヶ月前に手術をしていただいた先生との相談で、母は手術をしないことになった。これからは車椅子の生活になるのだろうが、うまく骨がひっついてくれればいいという。だが、どうなることか誰にもわからない。

 3ヶ月前の母とは違って少し認知度が進んでいるのは、誰の目にも明らかだし、病院入院にも家族の付き添いを病院側から求められた。母におとなしくベッドに寝ていることが骨折の治療になることを言って聞かせてもなかなかわからないようだ。なんとも親の老いていく姿を見ているのは、とても辛いが誰にでも訪れることと覚悟させられる。

 こうした親の介護をめぐって、きょうだい間の確執も露呈してくる。いろんな膿を出しきらない限り、うまくことは進んでいかないのかもしれない。

 

 ようやく今日いちにち、自宅で過ごしているが、なんとなく落ち着かない。冷蔵庫の中の掃除をしたり、ベランダに鳩が巣を作って、何度も卵を産んでいるので、ベランダの掃除などに体を動かしている。ベランダの掃除は母が落ち着いたので、数日前にクレゾールを買ってきて消毒をした。強烈な匂いで鳩が寄り付かないことを願っていたが、ここ数日の雨でクレゾール液は流されてしまった。

 今日再度クレゾールでベランダの手すりを消毒したり、ベランダの床を拭いたりした。しばらく鳩は寄り付いていない。鳩にとって嫌な匂いの一つかもしれない。これが成功すればいいなあと思っている。

 

 参議院選挙の結果にはがっかりした。世の中の人たちは、安倍政権を良しとしているのだろうか。安保法案のことをどう考えているのだろうか。選挙が終わり、結果を知った後に、憲法のことを不安に思う人がたくさんいるとのこと。これはマスコミの責任でもある。参議院選挙をそっちのけで、東京都知事選の事ばかりが取り上げられる。どこかおかしい。

 SNSを使ってでも、これからは一人ひとりが発言していかなければならないと強く感じた。