Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

野菜の値段に驚き

ここしばらく、野菜の値段が高騰している。白菜やキャベツ、レタス、ホウレン草、小松菜などの葉野菜が高騰している。思わず買うのを控えることがある。半分や4分の1に小分けして売っていて、買い易くしているが、それでも高いと思う。レタスが395円もしていたので、レタスをわざわざ食べなくてもと思い直した。最近では野菜ジュースを作るようになったので、葉もの野菜の値段が気になっている。天候の不順やハウス栽培での燃料費や電気代の値上がりが野菜の値段に影響するのはしかたがないと思うが。
日頃、忙しさにかまけて、計画的に買い物をすることがない。行き当たりばったりで、必要に迫られて買い物をすることが多い。
今朝、いろんな支払いなどを済ますために銀行に行った。通帳記入を済ませたが、いろんなものが自動引き落としになっていて、無自覚にも支出が膨れ上がっていた。介護保険料は毎月すごい金額が確実に引き落とされている。特別復興税などが1月から導入され、給与額が減っている。どう生活費を切り詰めればいいのか、真剣に考えなければならないと思った。
ついでに生協の店で買い物をした。小さなキャベツ半分が158円だった。高いと思ったが150円ほどだからいいとしたが、これは丸ごとだと316円となる。昨年はキャベツが98円ほどにもなっていたので、この野菜の高騰を実感した。
ところが、ジャガイモ3個、人参3本、たまねぎ3個が、それぞれに98円だった。なぜ?と思った。生協では98円デーとかで、いろんなものが98円で特別セールをしていた。生活支援というキャッチフレーズもある。早速たまねぎは昼食用に利用したが、今夜はこれらの根菜を利用してシチューでも作ろうと思った。
デフレ現象とインフレ現象が混在するなかで、今後経済はどうなっていくのだろうか。アベノミクスという魔法の言葉や、先日の国会での首相の所信演説で、強い経済を取り戻すと強調した。石原慎太郎がコメントしたように、憲法改正(?)も、国防軍の問題にも触れなかった。むしろ意識的に避けて通った。さらには「原発」の問題にもまったく触れることはなかった。参議院選挙を意識してのことだとすれば、大変ひどいのではないか。
98円の野菜を買って喜んでいる場合ではない。何か大きな落とし穴があるのではないかと不安に思った。「強い経済」のかけ声の裏で、私たちの生活はどうなるのだろうか。