Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

「日銀は政府の子会社」? ウクライナ支援の防衛省の対応? 共同購入のお花

 安倍晋三元首相は大分市で開催された講演会で「日銀は政府の子会社」と発言して、混乱を招いている。「核シェアリング」にしても、「憲法改悪」にしても、「防衛費2倍」発言にしても、あまりにも無責任で、政治を混乱させる発言が多すぎる。安倍氏に権力を握らせつづける政治体制は、自民党の本質。とりわけ、「日銀は政府の子会社」という発言は、国がどんなに借金をしても、国債を発行しても、政府の意向でコントロール可能だという趣旨だ。日銀は政府と一線をかくし、「日銀の主体性が尊重される」存在でなければならない。

 安倍体制時に日銀との蜜月があったのだろうが、論理的には黒田日銀総裁安倍氏がいうような「子会社」というような関係はないと否定している。しかし、安倍氏は日銀をそのように見ていることを公の場で語る。言葉がどれだけ重いものかを安倍氏は何も学んでいない。安倍氏に諭す人はいないのか。情けない。

 また、岸信夫防衛大臣ウクライナ支援にも大ブーイングだ。ウクライナへのドローン提供もブーイングだ。「自衛隊保有するドローンはフランスのパロット社など欧米製がメインで、現地で調達したほうが早い」と省内では戸惑う声が上がっているという。また、化学兵器用の防護マスク・防護服も「先方の受け入れ先も決まらないまま『ロシアが化学兵器を使用した疑いがある』という報道を見て先走った。むしろ、こうしたことが起こらないように阻止する対策はないのか。まるで、無責任に、無計画に、戦争を煽るような措置ではないか。安倍、岸の二人の兄弟の行為は許せない。岸は安倍の顔色を伺っているのかもしれないが。

 午後から「おとなの小学校」で共同購入しているお花をもらいに出かけた。今月のお花はしゃくやく5本とトルコキキョウ1本だった。しゃくやくはまだ咲いていないが、トルコキキョウと生けてみた。トルコキキョウは一本だけど、五つも花がついていたので、二つに分けた。玄関と手洗い場に置いてみた。

 

 「おとなの小学校」の一階にニットのお店があり、今年の3月で閉店した。小学校のオウナーさんが経営していた。オウナーさんは法衣屋さんで、縫い目のないニット編みのセータやアウターを特殊な機械で編んでいた。特徴は糸がシルクやコットンで、洗濯してもあまり縮んだりしない特殊加工が施されていた。とても着やすいので四季折々に購入し、15年ぐらい前に購入したものでも形崩れもなく、きれいに着ている。ニット屋さんが閉店したので、残り糸を欲しい人に配っていた。私も遠慮なくピンク色と薄いグレーの細い糸をいただいた。2〜3本どりで、レースあみで何かを作ろうと思う。

 コロナ感染者数は、京都府で936人、京都市は583人。市内の感染者数は減るどころか、増え続ける。どうなるのだろうか。

コロナ第7派の到来? ニオイバンマツリが咲く オカラ煮

 今日の京都府のコロナ感染者数は1061人、京都市内は638人。ちょっと増加気味になってきた。ゴールデン・ウィークの影響が出てきたのか。沖縄では過去最多となった。政府は海外からの入国者の数を増やす方針を出した。国内でも様ざまな規制を外すようだが、第6波が下がりきらないうちに、もはや第7波に突入していくような状況になりつつある。マスクさえ不要だと言い出した。本当にそれでいいのだろうか。

 今朝は小雨が降ったり、止んだりだったので、植木の水やりはしなかった。ニオイバンマツリは今年も咲きはじめた。ブラジルやアルゼンチンが原産とされるが、南アフリカでもたくさん見た。とてもいい匂いがして、友人の家にも咲いていた。私は友人から、「Yesterday-Today and Tomorrow」と教えられていた。他にはMorning-Noon-And-Night,  Kiss Me Quick, Brazil Raintreeなどと呼ばれているようだ。花の色が紫から薄紫、白に変わっていく。一つの木に3色の色の花が咲くので、そう呼ばれていた。

 小さなプランターで収穫したシソ、ミツバ、サンショウの葉。どれも脇役だが、あれば味に深みを添えてくれる。きゅうりとワカメの酢の物にシソの葉を入れた。ミツバは汁物を作るときにちょっと最後に入れる添えとして使うので、水を入れた小さな瓶に挿している。サンショウの葉は酢味噌和えに加えると風味がいい。作り置きに、レンコンと人参としめじを炊いた。オカラ煮も作った。箸休めに重宝。パンも焼いた。

バラの二輪が大きく花開いたので、切り花にして小さな花瓶にさした。今年はちょっと花の大きさが小さいと思ったが、開花するとやはり大輪になっていた。名前は依然としてわからないが、アンクル・ウォルターではないかと思いはじめた。「おとなの小学校」の赤いバラと非常によく似ている。もしくは日本のバラ「熱情」かも。

「バラのお手入れ」が「ラッピング教室」に

 昨日は雨が降りそうだったが、降らなかった。植木には水やりをためらったが、一応水やりをしておいた。よかった。今紫陽花が葉っぱをいっぱいだし、花芽をつけているので、水やりは大切な時期。バラにいくつもの蕾がついている。一斉に咲こうと声かけ合っているかのように待ち構えている。

 午後から「バラのお手入れ」だったので、「おとなの小学校」に出かけた。バラは見事に咲いていた。アンクル・ウォルター、サラバンド、カクテルなどは満開だった。今日の作業はキャンセルになったが、いつものメンバーが5人ほど集まっていた。「ラッピングの仕方」というワークショップに皆さんが出られるというので、私も急遽参加することにした。プロの方が先生で、「生徒」の多くは70代、80代の女性ばかり。どうすれば、贈り物の箱をきれいに包めるか、どうすればリポンをかけられるかを学んだ。簡単なことだが、説明を理解するのに戸惑う人が結構いた。普通にこれまでやってきたこととどう違うのかを理解するまで少し時間がかかったが、大勢で一緒にやるのが楽しい。きれいに見せるには、箱の角の部分をきちっと折りたたむのが大事。リボンかけも、二重の輪を作るだけで、蝶々結びがリボンが全て表を向くようになる。ちょっとしたコツを学んだ。

 

いつもなら、「バラのお手入れ」は1時間ほどなので、筋トレジム・カーブスに行くつもりで、シューズやジム用のウェアーを持って出たが、3時半過ぎまで「小学校」にいたので、家に帰ることにした。

 コロナ感染者数は、京都府で835人(うち京都市は431人)。大阪府は4240人。兵庫は1823人。依然として関西の感染者数は多い。政府の対策は全く聞こえてこないので、これからどうなるのか不安。いくら個々人が気をつけていたとしても、コロナは感染症だから、感染する時は感染する。

筋トレジム・カーブスに、プーチンの演説

 午後から筋トレジム・カーブスに出かけた。ゴールデン・ウィーク中はカーブスは閉店だったので、お休みが続いた。今日は測定をしてもらった。体脂肪率もよく、実年齢よりも8歳若い。4月は9歳若かったが。身体を動かし、すっきりした。

 ロシアの「赤の広場」で行われた「戦勝記念日」軍事パレードの模様をカーブスから帰ってきたあと、You Tubeでみた。軍事国家の威力を世界に見せつける模様には嫌悪感しかない。プーチン大統領は「北大西洋条約機構NATO)諸国が(ウクライナに)軍事施設をつくって最新兵器を供給し、危険が増していた」と主張。「やむを得ない、適時で唯一の決定だった」とウクライナ侵攻を正当化した。多くの人たちが懸念したような、「戦争宣言」や「核武器の使用」を匂わす言葉を発しなかった。ウクライナに押し返されている状況や、なかなか陥落しない地域があることなどから、ロシアは引くに引けない状況に対して、焦せりがあるのかもしれない。

 今日の夕日はとても綺麗だった。久しぶりの夕日だった。自然は美しいのに、人間社会はドロドロしている。ロシアの侵攻で世界がロシア側と欧米社会に二分された。世界中を混乱に陥れているコロナ感染症で人間社会が切断された。人間らしい社会をどうすれば取り戻せるのだろうか。

大原の朝市 大田神社のカキツバタ 

 大原の朝市に行った。今朝は早くから大勢の人が押し寄せていたという。私たちは6時半に出発し、6時45分くらいに到着していたので、大勢の人たちを見かけなかった。お目当ての野菜は残り少なくなっていた。赤大根、きゅうり、新玉葱などを購入。いつものうすあげも。オカラがあったので購入。ケールはすでに無くなっていた。お店の人が目の前の畑からケールを取ってくるので、待っていてくださいと言った。お花屋さんやお豆腐屋さんに行っている間に、ケールが現れた。栄養満点の野菜で、生でサラダとして食べてもいいし、オリーブオイルで炒めて食べても美味しいと教わった。お昼ご飯に、ベーコンと一緒に炒めて食べた。とても美味しかった。

 大田神社カキツバタを見に行った。上賀茂神社の中を通り抜け、車の通らない人家の間を通り、大田神社まで。大田神社上賀茂神社の摂社で、天鈿女命(あめのうずめのみこと)をおまつりしている。藤原俊成の歌「神山や 太田の沢のかきつばた ふかきたのみは 色にみゆらむ」。毎年同じことを書いているような気がするが、思い出すことは同じで、平安時代からつづく大田神社カキツバタに引き寄せられている。

 

 社家町を通り抜け、葵屋のおはぎを購入して、河原から帰宅した。およそ1時間ほどの朝の散歩。団体旅行で訪れた人たちがゴールデンウィークの最後の日曜日を楽しんでいるようだった。

 お昼からパンを焼いた。チーズパンにした。とても美味しくできた。ふんわり、しっとりとしている。強力粉、砂糖、塩、バター、牛乳の割合がわかってきた。180度のオーブンで10分間焼くのが一番いいことも。

 今朝からの討論番組では、ロシアが「核を使うか使わないか」、「日本は攻めてこられたら、やられっぱなし」ではないか、憲法をどうする、自衛隊をどうするという議論ばかり。もっと違う角度から議論できないのかと気が重たくなる。

 ウクライナ東部ルハンスク州のハイダイ州知事がロシア軍により、ビロホリフカ村の学校が空爆を受けたと明らかにしたという。地下に隠れていた村民らおよそ60人が死亡した模様だ。学校のような場所を空爆するのは、とんでもない。

 コロナ感染者は京都府で1167人。京都市内は802人。昨日の2倍近く増えている。ゴールデン・ウィークの人流の影響がで始めたのだろうか。全国で42,538人が感染。沖縄では昨日が過去最多で、2375人だった。今日も2060人でかなり多い。沖縄も観光地で多くの人たちがコロナを持ち込んだのかもしれない。

バラが咲いた 「戦争に向かう」のは危険

 ベランダに置いているバラはいっぱい蕾をつけている。いつになったら咲くのかと楽しみにしているが、ようやく二輪だけが咲いた。昨年よりは少し小さいが、とても美しい。今年は剪定がうまく行ったので、一斉に咲いてくれるといい。モッコウバラは咲き終わった。あまりにも早くに一斉に咲いたと思うと、また一斉に花が終わった。

 今日のコロナ感染者数は京都市内で435人。連休中はかなり減っていたが、検査数が少なかっただけだが、今日の数字は昨日のもので、連休前の状態に戻っている。何の行動制限のないゴールデンウィーク を大勢が楽しんだ。その行動結果はコロナ感染拡大につながらなければいいのだが。まだまだ先が見えない状況が続く。

 ロシアのウクライナ侵攻を受けて、日本は防衛費を倍増し、憲法を変える動きが加速している。まことしとやかに、「日本が攻撃されたらどうするのか」「今の憲法では戦えない」と。

 MBS毎日放送報道特集」で、古賀誠さんの言葉が紹介された。古賀誠自民党元幹事長は「戦争を繰り返してはならない」「力で平和を実現することはありえない」「軍事大国になるのだけは避けなければならない」という。戦争へ向かう議論は絶対やってはならないと語った。戦争を体験していない人たちの議論は危険だと。

 しかし、安倍元総理は嬉々として、この時ばかりに「軍事力を増強し、攻撃能力を持つことを」主張する。「核シェアリング」論をも持ち出す。沖縄には戦争中から、アメリカの核ミサイル発射台が作られ、長期にわたってアメリカから、かなりの数核が持ち込まれていた。沖縄の返還時には「核の撤去」が実現した。再び「核の持ち込み」「核シェアリング」の議論が持ち上がると、一番に沖縄にそれが配置される懸念がある。核が使用されれば、沖縄全土が吹っ飛んでしまう。こうした状況へ向かう危険性を古賀誠氏は指摘する。

 岸田文雄総理は「憲法を変えるべきだ」と声高に話す。自民党参議院選挙も見据えて、「軍事力の強化」を語り始めた。阻止できるのは選挙で「ノー」をはっきり示す国民の声だけだ。それにしても嘘つきの安倍晋三氏に忖度しなければならない理由は何なのか。

連休が終わった ロシアの暴挙は許せない

 

 ゴールデンウィークがやっと終わった。29日からすると5日まで、企業によっては8日までのゴールデン・ウィーク。3年ぶりに行動制限がなくなった。以前ほどではないが、あちこちで人出があり、海水浴場やキャンプ場が賑わいを見せたという。我が家の前の河原でもキャンプ用のテントを張って、親子で遊んでいた。交通手段は車が多く、高速道路では「35キロの渋滞」というニュースが流れ、あちこちで大渋滞がおこっていた。人の移動には事故も伴っていたが、多くは自宅でじっとしていたくない気持ちが強かった。

 我が家へは娘家族が全員と猫ちゃんがやってきた。猫ちゃんは、短時間なら留守番はできるが、普段は誰かが一人は猫の世話のために家に残らなければならない。娘の家の裏手で野良猫が5匹産んでいたので、1匹を引き取ったという。他は知人たちにもらわれていったそうだ。生まれたてから、2ヶ月ほど経つが成長の速さには驚く。その間不妊治療や、ワクチン注射や、歯磨きケアーや、爪切りなど、結構ケアーが必要なようだ。我が家には、すでに何度か猫を連れてきたことがあるので、猫ちゃん自身も結構慣れていて、部屋中を自由に動き回っていた。娘の家には他にピーターラビットに出てくるラビットがいる。ラビットの方は、サークルの中に入れていて、お留守番ができるが、猫ちゃんはまだ無理のようなので、連れてきた。

 久しぶりにみんなで食事をした。パエリア、ローストビーフ、ポテトサラダ、きゅうりの酢の物、人参のたらこ和えなどを作った。久しぶりにパエリアをル・クルーゼのお鍋で作った。作りごたえがあり、大勢で一緒にご飯を食べるのは楽しい。とはいえ、コロナ禍になって以来、同じ空間でも、娘家族と我が家族とは別のテーブルで離れ離れで食べるようになった。とても変な光景だが・・・

 食後、北大路ビブレに行き、さらには高野にある元カナートに出かけた。どちらも、ショッピングセンター。「カナート」は2年半ほど前に洛北阪急スクエアという名称に変更した。私は名前の変更を全く知らなかった。ロフトなどが入り、店舗が大きく変わっているのは知っていたが、名称まで変わっていたとは知らなかった。孫たちは洋服などに目がない。おしゃれをしたい年齢で、毎日が忙しくて、ショッピングをする時間的余裕がないのか、楽しそうだった。

 ロシアは、岸田首相ら日本人63人を無期限入国禁止にした。他にもジョンソン・イギリス首相、バイデン・アメリカ大統領、トルドー・カナダ首相ら欧米の政府高官らをロシアへの入国禁止を発表した。経済制裁に対する報復ではあるが、ロシアがこんな形で国際社会に対して挑戦しても何の意味もない。国際社会と対話をしないという頑な態度と、戦争口実を合理化しようとしているが、何の効果もない。

 ロシア側の無差別攻撃がテレビ画面に毎日映しだされる。どうみても民間人の住居や工場を、禁止されているクラスター爆弾で破壊し尽くす。プーチン大統領の人間に対する暴力をなぜ誰も止められないのか。国際機関が何の役にも立たないのはなぜか。一人の人間によって、地球を破滅さてしまいかねない状況を許すロシアの暴挙を止めるための手立てはないのか。