Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

うだるような暑さ

 この暑さは何とかならないのか。来年のオリンピック、本当にやれるのだろうか。毎日、熱中症でたくさんの方が命を落としている。朝から冷房の効いた部屋にいるが、何度も何度もお茶を飲んでいる。私は水はあまり好きではないので、麦茶をやかんで沸かして、冷まして飲んでいる。一日2リットルは飲むようにしている。小さなペットボトルは500mlだから、4本分くらい。夜だけでも500mlは飲む。

 ベランダの植木がねをあげている。朝早く高知へ出かけた日は、朝の水やりをしていなかったので、翌日よく見ると、紫陽花の葉っぱがしなっていた。他のものはどうもなかったが、植物もこの暑さに相当こたえている。

 作りおきパンの生地で、クルミや落花生などの豆類を生地に練りこんで焼いてみた。アンデルセンなどで購入するパンと変わらないほどの出来栄えに大満足。お昼は島原のそうめん。いつもは頂きものの三輪のそうめんだったが、今年はお取り寄せの島原のそうめんをせっせと食べている。喉ごしがいいので、ほぼお昼はおそうめん。

 国際芸術祭「愛知トリエンナーレ2019」で「表現の不自由展・その後」で展示されていた慰安婦の少女像が撤去されるという。韓国の日本大使館前に据えられていたこの少女像。ますます表現の不自由さが出てくる。「従軍慰安婦」の問題にせよ、植民地主義の問題にせよ、日本は対朝鮮半島の問題とまともに向き合ってこなかった歴史のツケが露呈している。現実に歴史の中で起こった問題も、まるでなかったかのようにしようとする歴史修正主義日本会議の考え方が、政治を支配しているから、ますますややっこしくなっている。

 Facebookは時には役立つと思った。メールよりは簡単に連絡が取れる。昨夜もアメリカにいる友人から長いメッセージがきた。しばらくやり取りをした。家族の問題で精神的に混乱していたが、お互いの意見を言い合う中で、問題解決の道筋が見えてきたという。別に他人の意見を必要とするまでもないのだが、確信したかっただけだろうが、長年の友人、言葉も環境も、国籍も違う地球の果てにいる友人からのメッセージを読んで、何か納得するもの、確信するものが見つかったとすれば、嬉しい。ネット上でいつでも、どこでも、人と人がつながっているネットの世界を30年前に誰が想像しただろうか。

 ますますネット社会が進んでいくのだから、人種差別や性差別などがない、人に優しい社会ができるといいのにと思う。ネット上で、顔が見えないから、身元がわからないから、何でも人を貶めることを書き込んでいいはずはない。あまりにも無責任な自分勝手な意見を書き込んでいいはずはない。

 もう少し、人に対して優しい社会ができないだろうかと日々思う。写真は鴨川の土手のサルスベリの木。下はワルナスビの花たち。

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