Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

6月18日、お習字とバラの手入れ

 

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 久しぶりにお習字に出かけた。「堅持雅操 好爵自縻」(けんじがそう こうしゃくじび)の後半部を書いた。

 「正しい節操を堅持すれば、ふさわしい爵位がおのずからころがりこんでくる」という意味らしい。

 好爵は好ましい爵位。ふさわしい社会的地位。縻は「なびく」という意味で、おのずとふさわしい仕事が回ってくるという。

日頃は、鉛筆であれ、ボールペンであれ、万年筆であれ、文字を書くことはない。ほぞ、キーボードの上で文字を連ねている。筆を持って文字を書くのは気持ちが落ち着く。

 午後からは久しぶりに「大人の小学校」に行く。バラの手入れの講座があった。バラ愛好家たちの集まりだが、私はほんの初心者だ。バラは手入れをすればするほど期待に応えてくれるし、バラには虫が寄ってくるし、いろんな病気にかかる。こまめに手入れが必要なので、忙しかった私には向かなかった。ベランダの片隅に放っておいてもバラは咲いていたが、虫に食われたり、病気をして葉っぱを落としたりだった。少し時間的に余裕ができたので、バラの講座に出ている。Facebookでもバラの愛好家たちの集まりに参加し、どれほど皆さんが努力をしてバラを育てているかを知る機会を得ている。美しいバラを咲かせるには、それだけの努力と苦労があると知ると、花への愛おしさが増す。今日の講座はバラの鉢の植え替え。しっかりと根が揺らがないように紐で十文字にくくる方法を学んだ。納得した。プロにはプロの知恵があるのだと。

 夜は久しぶりにゆっくりとしていると、突然夜10時半ごろに全てのテレビ番組が地震速報に変わった。新潟、山形あたりで6強の地震があったという。夜なので被害がどれほどのものかわからないが、相当に揺れただろう。津波の心配もあるという。

 これまでも地震は日常的にあるが、これほど大きな地震が日本中を襲い、いつ何時どこに大地震が起こるかわからない。日本は戦闘機を購入している場合でも、世界中を訪問して原発を売っている場合でもないだろう。政府は、年金問題をきちんと解決できないでいるので、老後の生活に不安を感じるのは、何も年寄りばかりではない。国民全員だ。それなのに、安倍首相は国会で悪びれることもなく、嘘くさい答弁ばかりする。参議院選挙を睨んでのことだろうが、選挙が終われば、きっと老人から貯蓄や財産を吐き出させるような政策を打ち出すだろう。金融庁の職員が一生懸命仕事をして出してきた報告書を無視するとは、どういう神経なのだ。職員が一人で勝手に書いた報告書ではない。何年もかかって、議論を積み重ねて出した報告書であることは、どんな素人でもわかる。政府の私物化もいい加減にしてほしい。