Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

5月9日 雨漏りの後始末

 大型連休中に雨が降り、押入れが水浸しになった。ようやく連休が終わり、普段の生活にようやく戻った。一週間以上も放置されていた雨漏りの処理にマンションの管理組合の会社から係の人がやってきた。5年前にマンションの屋上の修理をしたものの、そこからの雨漏りだとすれば、大変な問題。保証期間にあるので、修理してくれるというが、そんなことだけで済まないはずだ。いい加減な仕事をしているとしか言いようがない。台風や梅雨の時期にはもっと激しい雨が降る。連休中の雨は普通の雨でそれほど激しいものではなかったのに、どうしてこんなことになったのか、原因を明らかにしてほしい。押入れの中の布団やしまっていたセータや上着が濡れて、洗濯に明け暮れた。この間の労力を考えると、管理会社のひとごとのような対応に腹立たしくなった。

 以前に購入していたパンツが幅広だったので、長らくはかないでいた。形は悪くないのと、素材がいいので、幅をせぼめてみた。ウェストの部分をゴム入りに変えてみた。

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以前にiPadのカバーをウィリアム・モリスの壁紙で張り替えた。まだ残りがあったので、iPhoneのカバーの上に壁紙を貼った。とてもしっかりした紙なので、うまく貼れた。別の壁紙でプラスチックのゴミ入れも上から貼ってみた。ちょっとおしゃれに模様替えできたかなあ。

 

5月8日、南アフリカの選挙

 南アフリカでは8日に議会下院選挙と地方議会選挙があった。アパルトヘイト終結後の初めての全人種による選挙が25年前にあり、マンデラが大統領になった。それから、アフリカ民族会議(ANC)が与党をしめ、政権を担ってきたが、絶えず汚職や高い失業率、依然としてある人種間格差、人種差別などにより、一般の市民たちの反感や怒りが噴出している。毎日のようにFacebookでの友人たちの意見を見ていると、誰がどの政党に入れるのかが議論されたり、反アパルトヘイトの闘いをしてきた人たちの絶望感や怒りが噴出していた。選挙の結果は11日にわかるが、どうなることだろうか。興味深い。大多数のアフリカ人たちの生活が一向に良くならない問題、経済格差をどう解決していくのだろうか。莫大な土地を少数の白人たちが所有している土地問題をどう解決していくのだろうか。南アフリカにいた頃、第二次大戦後の日本の農地改革問題は画期的だったので、よく聞かれた。明治憲法を大幅に変更したことも、今日の日本の民主化に大きな役割を果たしたと思う。

 南アフリカも素晴らしい憲法を持つが、しかしその理念とおりに進んでいないことが問題だと思う。しかし多くの人々が自分たちの国作りに大きな関心を抱いていることは社会変革の大きな力になっている。差別されてきた怒りを忘れていない。

 ちょうど25年前の選挙があった時に、南アフリカケープタウンで暮らしていたので、その時の人びとの熱気を思い出す。人口の80%の人々が生まれて初めて選挙をするというので、投票場で長蛇の列を作り、何時間も辛抱強く投票できる瞬間を待った。そしてANCが政権を取り、マンデラが大統領になった。ケープタウン立法府だったので、国会が開催され、多くの反アパルトヘイト活動家たちが政権を担い、新しい社会作りに参加した。その時の人々に熱気や政治家たちの決意は素晴らしいものがあった。それから徐々に政治の腐敗が始まった。さて、今回の選挙で、人びとの決意はどう選挙に反映されるのだろうか。

 日本はどうだろうか。安倍首相が問題を起こすと、官公庁が一丸となって、事実を隠したり、なかったことにしている。歴史を思い通りに書き換えている。そうしたことへの怒りが爆発しないような装置をあちこちに仕掛けている。独裁国家になりつつあるように思える。

 大田神社カキツバタは7割咲いている。ニュースでも取り上げられ、3年前に野鹿の被害にあい、花は全部食べられてしまった。鹿対策をして今年は2万株以上のカキツバタが咲いている。朝の散歩にカキツバタを見に出かける。

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葵祭が近づいたので、葵の葉っぱが青々としていた。葵は上賀茂神社の神紋だそうだ。

京都では葵を育てる取り組みがあり、特に上賀茂では学校ぐるみで葵を育てているという。葵祭では、桂の葉っぱも使われる。桂の葉っぱもハート形をしていて、とても愛らしいが、葵は女性、桂は男性を意味するそうだ。葵と桂を絡ませて作った装飾が祭りの行列の装飾に使われる。「葵桂」というそうだ。