Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

4月3日、客あり、遠方より来たる

  スワヒリ語文学を勉強している若い人が訪ねてきた。以前にも訪ねてくれたことがあった。アフリカ文学研究会を引き継いでくれている若い人。私とは、3年前にアトランタで開催されたアフリカ文学会で一緒だった。とても意欲がある人だ。夫とは50歳ほどの年齢差があり、まさにスワヒリ文学研究を継承してくれる次次世代。夫の話は、私には何度も聞いた話だが、若い人にとっては初めて聞くので、興味深く耳を傾けてくれていた。こうした昔語りはある意味では、継承していく、伝えて残していくという意味で大事かもしれないと思った。これまで大事にしていたスワヒリ語<ー>フランス語辞書2冊と他に今では手に入らない本などを譲っていた。新たな研究への期待を込めて。

 久しぶりにサモサを作った。アフリカを経験した人なら誰でもサモサを食べたし、自分で作れる。こんな機会でもなければなかなか作れないので。夫と二人だけの食卓ではなかなか作る機会がないので、チラシ寿司も作った。

f:id:mwenge:20190403170903j:plain 夕方になり、上賀茂神社に行った。御所桜は2日前よりは一層咲き誇っていた。この桜は考明天皇が御所から贈られたものから、御所桜と呼ばれている。桜を見てウキウキした気持ちになるのはどうしてだろうか。あっという間に咲いて、あっという間に葉桜になってしまう。この短い時間の大切さを教えられるようだ。

 隣の斎王桜は硬い蕾がついているが、まだまだ咲きそうにない。二つ並んで咲くと見事なのに。京都の古木の桜として有名。

 国土交通副大臣が九州と本土を結ぶ道路事業の調査で安倍首相と麻生副総理の意向を「忖度」したと発言した。その結果、副大臣にしてもらったのだろうが、この発言を撤回し、「うそ」をついたと言った。こんなことがあってはならない。安倍首相はこの副大臣を罷免しない。安倍内閣は腐りきっている。誰が考えても、こんなことは許されない。権力を私物化する安倍首相をどうして許すのか。