Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

 1月24日は私の誕生日。Facebook友だちが、メッセージをたくさん送ってきてくれた。一年に一度は必ずくるお誕生日。こうして友人、知人が私のことを思い出してくれるのは、何よりも素敵なプレゼントだ。いくつになっても、無事一年が過ごせたことに感謝し、もう一年も無事過ごせるような気持ちにさせてくれる。

 高校時代の友人が京都に遊びに来た。建仁寺の正伝永源院の屏風を見に行く。ここは臨済宗大本山建仁寺塔頭で、古い時代の狩野山楽の襖絵と、最近の細川護煕の襖絵は見事だった。友人はお茶を習っていることから、ぜひここを見てみたかったという。京都駅で待ち合わせ、東山安井まで市バスで行き、そこから安井金毘羅宮にも行った。ここは悪い縁と切り、良い縁を結ぶという異様なお宮さんだが、若い人が大勢参っていた。私はとりわけ切りたい縁も、結びたい縁もないので、ごく普通のお参りをした。

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 近くのカフェ・レストランで食事をした。京の町屋をレストランに改修していた。小さな坪庭がとても気持ちいい。

 友人が地球儀を孫にプレゼントしたいというので、京都の丸善に立ちよった。四条河原町を北に上がったところにある丸善は大きなバルの建物の地下にあるので、最近ではあまり立ち寄ることがなかった。広い空間にありとあらゆる書籍や文具などを並べており、大勢の人が立ち読みしていて、新鮮な感じがした。
 バスに乗り、浄土寺の近くまで行き、そこから哲学の道をぶらぶら歩いた。観光シーズンなら大勢の人でなかなか先に進めないのだが、少し冷たい風も気持ち良かった。友人の希望もあり、古本屋の吉岡書店に行き、進々堂で休憩。京都駅までバスで戻り、今日の一日は終わった。

 40年近く京都に住んでいて、いろんな場所に何度も足を運んでいるが、その度に違う景色が見える。不思議なことだ。