Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

10月25日から11月2日までロンドン・パリに

あっという間に時間が経ってしまう。今回は、ロンドン大学のSOAS(School of Oriental and African Studies)の催しで、スワヒリ語に関する会議が10月27日にあった。私自身に直接関わりがないが、夫の長年の研究テーマでもあるので、一緒に参加した。ファロク・トパン先生の長年の業績を記念するものでもあった。夫はトパン先生に40年ほど前にナイロビ大学でお出会いしていたとのこと。他に参加していたケニアの作家アブドゥラ・アブラダティフさんは、夫とも知り合いであったが、私自身は6月にワシントンDCで開催されたアフリカ文学会でお出会いしていたので、私のことも覚えてくれていた。あまり大きくない会議だったが、それでも多くはスワヒリ語やスワヒリ文学について英語で発表していたので、私にも少しは理解できるところはあった。

 会議の前日に久しぶりにロンドン・タワーを見学に出かけた。ロンドン・タワーの周辺には大きな近代的なビルが立ち並び、伝統と近代が入り混じってる感じになっていた。観光客がめだった。ここは夏目漱石も訪れたことがあり、「倫敦塔」を書いていることはよく知られる。

 古くにはイギリス国王の宮殿として知られ、13世紀には政治犯の収監、処刑場ともなり、14世紀以降は政敵や反逆者を処刑する死刑場ともなった。だからか、ここには黒いカラスが住みついている。こうしたことは漱石も詳しく書いている。

 

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ロンドン大学 SOASでの会議。