Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

今日も用がある

10月8日、水彩画教室。インドネシアの歴史的建造物と周囲の風景を写真を見ながら描く。とても細かな建築物なので、うまくかけない。先生の彩色の作り方や、塗り方を手本にするが、とても難しい。作品が出来上がって行く過程を楽しもうと思う。

10月9日、書道教室。書いた文字は、「孔懐兄弟 同気連枝」の前半。「はなはだ なじみ合うのが兄弟というものである。気を同じくして同一の親に連枝しているからである。」ということらしい。

10月10日、眼科で白内障の経過を診察してもらう。近くの手元はよく見えるようになった。しかし、遠くは見えにくいので、視力検査をしてもらった。処方箋を書いていただき、いつもの眼鏡屋さんでメガネを作ってもらうことにした。出来上がるまで数日かかるが、日常生活には何の不自由もなく、何十年ぶりの、眼鏡なしの生活に感動している。それでも遠くもよく見たいと思う気持ちになってきたので、眼鏡を作ることにした。

 10月11日、いつもの友人たちと比叡山系にあるびわ湖バレイ・スキー場にドライブに行く。あいにくの小雨模様のお天気で、ロープウェイからの琵琶湖の景色はぼんやりとしか見えなかった。眼下の比叡山系の山肌は少し紅葉が始まっている気配を感じ取れた。ブッフェ形式のランチを食べながら、歓談をしながら、遠くの景色を眺めていたが、靄か霧に包まれた山肌とその向こうの琵琶湖は霞んでいた。晴れていたら、きっと素晴らしい景色に見とれて、ランチも3倍くらい美味しかったかもしれない。シニアーには少し脂っこい料理が多かったように思えた。スキーを楽しんだ若者たちには絶品なのだろうと思いながら、食事よりは会話を楽しんだ。

 京都への帰路、途中雄琴温泉に入りしばしゆっくりした時間を過ごした。ホテルの8階と11階にある内湯と外湯を楽しみ、ガラス越しに見える琵琶湖の眺めは心を安らげてくれた。ほっこりした一日だった。

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 10月12日、フランス語の秋季学期が始まった。フランス語はなかなか身に付かないで、その進歩は遅々たるもの。新しい言葉を学んでも、すぐに忘れてしまう。いくら日常的に使わない言葉だとはいえ、あまりにも成果が出ないのに、がっかりする。

 夜はWANの友人たちと二条城のライトアップを楽しむ予定だったが、ライトアップの期間は終わっていて、夜の二条城が見られなかった。そのあと友人宅で夕食会。お手製のお食事とお話で賑やかな時を過ごす。

⑽月13日。買い物。お米やビールなどの重たいものを買って、持って帰るのが大変になってきた。車に乗っている頃は、全く問題がなかったが。

 娘に頼んで車で運んでもらうことにした。アマゾンでお米も買おうかとか、生協の共同購入に切り替えて、個配を頼もうかとか、色々考えるようになった。今日は娘の世話になったが、歳をとるということは、少しづつ社会生活がうまくできなくなるということだと気づき始めた。

10月14日。朝6時に電話がなった。近くに住む友人から大原の朝市のお誘いだった。友人が運転する車で大原まで15分ほど。車を乗っていた頃は日曜日の朝市は日課だった。今は友人からのお誘いで時々朝市を楽しませてもらっている。

 いつもの花屋さんでお花を購入。センダン、マユミ、小マユミ、ハゼなどの実のある木があった。かなり迷ったがセンダンを購入した。それと秋の可憐な花たち(ほととぎす、野菊、藤袴、コスモス、サクラタデ、ノコンギクヒャクニチソウなど)が小さなブーケを買った。

栴檀は双葉より芳しく」という言葉があるが、ここでの栴檀は実は白檀のことらしい。高野川そいに何本かのセンダンがあるが、四季折々の姿を見るのが楽しみの一つだった。最近は高野川沿いを散歩しなくなったが、そのうちにセンダンを見に行こうと思った。

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