Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

台風の爪痕

 台風一過というが、まさに台風が過ぎ去ると数時間前に起ったことが、嘘のように思える。だが、テレビのニュースで次々とあちこちで起こったことが放映されると、今回の台風の規模は凄まじいものだった。京都では下鴨神社では何本もの大木が倒された。平野神社の本殿がペチャンコに押しつぶされた。京都駅ビルの天井のガラスが落下した。幸い大きな事故にはならなかったが、いつも人が沢山いる場所だけに、ぞっとした。

 大阪では凄まじい被害が続出。神戸でも。物置小屋が風で吹っ飛ばされたり、クレーンが折れた。駐車している車が吹き飛ばされたり、燃えたりと考えられないことが起こった。コンテナも燃えた。マグネシウムが入っているコンテナに、消火の水をかけると、爆発する恐れがあるので、コンテナに近づけないし、水もかけられないという。誰もがじれったくテレビ画面を見入った。

 テレビや新聞などのメディアの役割はこういう時の対応や何処で何が起ったかをいち早く知らせることだろう。それに対して政府がどう対応するかも知らせるべきだ。こんな大変なことが起こっているのに、安倍首相は総裁選の為に東京を離れていた。大事な時に、飲み会に出席していたり、地方遊説に出かけたりと、自己保身しかない。自民党はそんな無責任な人を総裁にしようとするのか。しかも安倍に投票することを誓約させているとは、驚きだ。今回の災害を受けて、石破さんは総裁選を延期すべきだと主張している。ごもっともだが、自民党はそんなことはしない。むしろどさくさに紛れて、安倍を総裁にするのだろう。嘘をついても、事実を捻じ曲げても、嘘を本当らしく改竄しても、何がなんでも「安倍」というのは、まるで、何かの信仰のようなものだ。まともな政治ではない。

 

 午前中はベランダの掃除と台風でひっくり返った植木鉢の手入れをした。暑くもなく、秋らしい空気に感謝しながら。台風の時にはバラの鉢は倒しておいた。今回初めて支柱を立てて枝を支えた。ピンク色の花はカクトラノオ(またはハナトラノオ)。宿根草なので、タネが飛んでプランターで育ったもの。

f:id:mwenge:20180906094752j:plain

f:id:mwenge:20180906114054j:plainf:id:mwenge:20180906114006j:plain

風で吹き飛ばされた葉っぱやポットの中に生えた雑草や枯葉などをきれいに手入れをした。暑い夏と白内障の手術のために手入れをしていなかったが、ようやく手入れができた。

f:id:mwenge:20180906113922j:plain