Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

日本ボクシング協会の会長

 日本ボクシング連盟会長は、自分が忖度されたり、頂点に祭り上げられていることに気づかない。それは日頃から、暴力的な発言で下のものを、気に入らないものを排除もしくは、潰してきたからだ。権力によって支配をしてきたことに気づいていない。さらに、自らの言葉で、暴力団と交流があったことを断言する。「暴力団のどこがいけないの。何も犯罪を犯していない」と居直る。この論理の展開はどう考えても、スポーツ界と暴力団との関わりを考えれば、しかも高校生のスポーツ団体であることを考えれば、社会的に許されるものではない。

 会長は暴力団のどこが悪い。犯罪も犯していないのにと詭弁を展開する。さらに自ら暴力団との関わりを公言するのは世界で自分一人だと粋がる。今後この問題はどうなるのかが問われるが、いずれにしろ、権力をは欲しいままにしてして、その上にあぐらをかき、下のものに忖度させる、まさに男性的権力構造だ。

 だが、安倍首相も同質だと言えないだろうか。森友、加計問題にしても、自らが手を貸していないのだから、金品の授受がないのだからと逃げ回っているが、しかし、首相という地位を利用して、周りに忖度させているではないか。

 

そして8月8日、山根明会長は、ついに辞任した。その理由は妻の言葉だったとわずか3分の辞任会見で明らかにした。ご自分が犯した問題への反省はまったくない。こんなことでいいのだろうか。