Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

紗の着物地で洋服を

 上賀茂神社の手作り市は月末の日曜日に開催される。時々時間があるときには覗いている。それぞれが手作りで作ったものを売りに来る。アイディアやそれぞれの思いがこもったものが多いので、見ていて楽しい。呉服屋のおじさんが、趣味で反物を売りに来ていた。いろいろお話をするのも楽しいし、知らないことを教えてくれる。少し前に、とても涼しげな夏の着物地を購入しておいた。着物布の多くは絹が多いので、品質はとてもいい。幅が36〜38センチなので、両端がほつれてこないので、布を継ぎ足しても、始末がとてもいいので、着物地で縫うのは好きだ。

 しばらく眠っていた布を取り出して、夏のドレスを作った。最近ちょっと凝って作っているシャツブラウスの襟の形を利用してドレスを作ってみた。もともと着物だったので、肩のところは切り込みが入れてある。そのまま利用して、前と後ろを縫い合わせて、袖だった部分を脇のところに折りたたんで、縫い合わせる。袖も幅だけを直線で縫い付けるだけ。本当に簡単にできる。透けて見えるので中には、インナーを着て、パンツをはいた上にざっくりとこのドレスを着る。

 初めてこのドレスを着て、外に出た日、バス停で待っていた人が声をかけてきて、とても素敵なドレスだと褒めてくれた。見た目に涼しいし、京都の人なので、着物のことはよく知っている。着物をドレスにしたアイディアもいいと大褒め。嬉しかった。光の当たるとこで見ると透けて見える。もう一つは部屋の中で。

 

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