Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

7月5日 大雨警報に振り回されて

 夜中に携帯電話に何度も何度も、大雨警報が知らされてくる。特に高齢者は早めに避難するようにと書かれている。テレビではテレップで各地域の雨量や情報が流れる。まるで、我が家の前の賀茂川が決壊して辺り一面が水浸しになるような感だ。実際にはかなりの増水で、北側の山からは土砂と雨水がものすごい勢いで流れてくる。しかし、我が家が被害にあうと、京都じゅうが大混乱し、水没してしまうだろう。高野川と鴨川が合流して、一気に南下する辺りから、四条辺りまでは増水して、川岸がえぐりとられ、さらには歩道にまで浸水していた。

 6日はフランス語の授業があるというので、日仏会館にバスで出かけた。夏学期の第一日目だったので、新しいメンバーが3人も増えていた。京都や滋賀の小中高では、休校になったところが多くある。授業中に携帯へ避難ニュースが鳴った。

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アフリカで買ってきたタペストリーを取り出した。長いこと引き出しの中で眠っていた。どこで購入したかは記憶にないが、日本の刺し子にも似た素朴なステッチと色の配色が気に入った。使い道がなく、ずっと使わないでしまっていた。

 ベッドスプレッドにどうかと思ったが、サイズが少し小さいので、なんとなく収まりが悪い。そこで男物の着物の反物があったので、それをタペストリーの周りに縫い付けて、ベッドスプレッドにした。着物の布の幅は、38センチ前後なのと、両端はほつれないように、しっかりと返し織をしているので、解れないので、使うと便利。

 これまでのベッドスプレッドは白を基調とした百合の花模様の可愛いものだったが、大好きな赤色を見ていると、元気が出るような気分になる。

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