Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

セクハラ報道

 財務省の次官が女性記者にセクハラの暴言をはきながら、「言葉遊び」だとか「自分は言っていない」とか嘯く。基本的に女性に対してどんな言葉を履こうともそれが人を傷つけるとは思っていない鈍感さがある。それがセクハラなのだと気づいてほしいが、麻生大臣も財務次官も意識が低すぎる。セクハラとパワハラが一体となっているようにも思う。

 財務省が「解決」を図ろうとしてとった手段は、「被害者」は名乗りでて、財務省管轄の弁護士に申し出るように言った。これもパワハラであって、セクハラ問題の解決にはもっとも酷いもので、セカンドセクハラになることを理解していない。

 さらに驚いたことは、女性の国会議員超党派財務省に抗議に出かけたときに、警備員のバリケード財務省に入れないように阻止した。なんということだろう。もうすべてが狂っているとしかいいようがない。

 小泉純一郎氏でさえ、安倍総理は国会でまともに答弁しないで、言い逃ればかりしているとまで言った。「言い訳」も「言い逃れ」も真実を隠蔽する手法にすぎない。加計問題も、森友問題もともに「安倍首相」が関わっていたことは自明のことだが、なぜ安倍首相を内閣も財務省も守り続けるのだろうか。どんな得策があるのだろうか。誰もが嘘をつかずに正直に話してほしい。ますます怒りが募るのは、私一人ではないだろう。