Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

ゴッホ展を観る

 

 3月2日、フランス語の授業の後、ゴッホ展を近代美術館に観に行く。2日後にゴッホ展が終わるというので、やはり会場は大勢の人が詰めかけていた。長蛇の列に並んで観るのはあまり好きではない。列から離れて、少し絵から離れたところから眺めた。

 今回のゴッホ展は、ゴッホ(フランス語ではゴックというそうだ)は、浮世絵などを通してみた日本を描いた。残念ながら、ゴッホは日本に来ることはなかったという。 

 オランダで生まれたゴッホはフランスで過ごすことになるが、ゴッホの情熱的な作品はどのような背景から生まれたのかを知りたいと思った。今回の京都でのゴッホ展は日本との関係を中心にしたものだったので、私が期待していたものとは少しかけ離れていた。

 私はやはりゴッホの風景画や人物画が好きだ。油絵「アイリスの咲くアルル風景」は穏やかなフランスの田舎の風景がみごとに描かれていた。チケットの絵がそれだった。

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唯一写真を撮ることを許されていた、ゴッホの質素な部屋が再現されていた。この部屋の外にゴッホの自画像が飾られていた。とても質素な暮らしのなかから、フランスを描き出していた。