Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2月15日 南アフリカ社会は動くか

 2月15日、南アフリカの大統領ジェイコブ・ズマがようやく大統領職をおりた。この何年もの間、彼はさまざまな政治腐敗を臆せずやってきた。2015年に財務大臣を罷免してまで、大統領は不正を働いてきた。レイプ裁判では、彼の政治力を利用して、女性を貶めた。一夫多妻制を標榜し、自宅に莫大なお金を投入して御殿を築き上げた。こうした個人的なことよりは、彼はアパルトヘイト時代はマンデラらと同じく、反アパルトヘイトの闘士として戦ってきたが、そのことがいつまでも「民衆の味方」のお墨付きを得ているわけではない。1994年に南アフリカ民主化したが、この24年間の間にはさまざまな問題が未解決のままで、ズマが大統領担って以来、民衆の不満や怒りが爆発していた。ズマ大統領の辞任は遅すぎた。シリル・ラマポサが大統領に就任した。

 ラマポサは昨年のANCの全国大会で議長に選出された。ANCは第1党なののでその議長は必然的に大統領になるが、なかなかズマ大統領はその席からおりないでいた。ラマポサはアパルトヘイト時代には、全国鉱山労働者組合の議長をつとめた。マンデラの信頼も厚く、彼の後継者として望まれたが、実業界に入っていった。最近ではズマ政権のもとでは副大統領として政治の世界での活躍を期待されていた。

 ズマ大統領はこれからさまざまな政治腐敗のつけが回ってくるはずだ。ラマポサの政治手腕に期待したい。

 

 一歩も外に出なかったこともあり、パンを買い忘れていたこともあり、しばらく眠っていたパン焼き機が久しぶりに登場した。夜に材料を入れて、予約時間を設定するだけでいい。朝には焼きたてのパンができていた。久しぶりに食べる自家製のパンはどこのよりも美味しい気がした。写真は半分を食べた残り。いつもはシンプルなフランスパン(強力粉と水と塩とバター)を作るのだが、今回は、強力粉、水、牛乳、砂糖、バター、塩を入れた、普通の食パンだった。フランスパンよりは少ししっとりしている感じだった。

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 小物を整理するのに、紙箱を使っていたが、なんとも殺風景なので、紙箱に布を貼り付けた。私の趣味の袋作りのために買っておいたり、母から譲り受けたものとかいろんな布があるので、それらの中から選んだ。部屋の隅におしゃれに収まっている。